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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」

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おはようございます。aquaです。

 好天に恵まれたゴールデン・ウィーク。皆様、いかがお過ごしになられたで
しょうか。

 さて、気になるのはゴールデン・ウィーク期間中のNY市場の動きかと思い
ますが、以下にて簡単にまとめてみたいと思います(日付は現地時間ベースと
なっています)。

          NYダウ     前日比     シカゴ日経先物

4月30日(金) 1万1008ドル  158ドル安  1万1005円

5月 3日(月) 1万1151ドル  143ドル高  1万1115円

5月 4日(火) 1万0926ドル  225ドル安  1万0730円

5月 5日(水) 1万0868ドル   58ドル安  1万0670円


 尚、4月30日の日経平均株価の終値は1万1057円であり、昨晩のシカ
ゴ日経先物は、その水準よりも380円ほど安くなっています。為替はドルベ
ースでは1ドル=93.80円前後とやや円高に振れていますが、対ユーロで
は、1ユーロ=120.30円前後と大幅に円高が進行しています。



 ここで、連休前までの株式マーケットの動きを簡単に振り返ってみますと、
5月1日の増刊号(http://www.aqua-inter.com/mailmag/cat3/post_1773.html)
でも申し上げました通り、決算発表真っ只中の中、相場動向は「業績重視」の
選別物色という色彩が強まっており、加えて物色テーマは以下の通り明らかで
す。


 1.中国・アジアが牽引する世界景気・貿易拡大

 2.鉄道・原発・機械などインフラ整備

 3.環境・省エネ関連

 4.6月にも発表予定の「新成長戦略」関連

 5.米中を中心とした医療改革関連


 そして、キーワードを改めて確認してみますと、「原子力発電」・「鉄道」
・「水ビジネス」・「スマートグリッド」・「パワー半導体」・「クラウドコ
ンピューティング」・「次世代自動車」・「医療機器」・「ジェネリック」(
後発医薬品)・「3Dテレビ」・「タッチパネル」・「LED照明」・・・等
々といった具合です。


 株式マーケットは値動きの荒い展開が続いていますが、業績面はもちろんの
こと、引き続きテーマとキーワードをしっかりと押さえ、目先の動きに一喜一
憂することなく中長期スタンスで臨みたいところです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言


 




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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10868.12(- 58.65)▼0.54%
□ナスダック       2402.29(- 21.96)▼0.91%
□S&P500      1165.87(-  7.73)▼0.66%
□CME日経225先物 10670   (-380)大証比
□為替     (対ドル) 93.84  (対ユーロ)120.34

□半導体株指数        364.54(- 3.94)
□NY原油先物(6月限)   79.97(- 2.77)
□NY金先物 (6月限) 1175.00(+ 5.80)
□バルチック海運指数   3379   (+27)


 5日のNY株式市場は、欧州の信用不安拡大と世界景気の先行き懸念で続落
しました。

 ギリシャ政府の緊縮財政措置に反発する抗議デモが激化し同国の混乱が悪化。
格付け会社のムーディーズがポルトガルの格付けを引き下げの方向での見直し
を発表。スペインの国債利回りが急上昇(債券相場が急落)するなどユーロ圏
の信用不安が一段と高まったことで前日に続き売りが先行しました。

 尚、週末の雇用統計を占う上で重要視される4月のADP雇用報告は市場予
想を上回る増加、2月と3月の数値も上方修正され、雇用者数は2008年1
月以来初めて増加に転じています。一方、4月のISM非製造業景気指数は事
前予想を下回り前月比横ばいとなりましたが、この日発表された経済指標の相
場への影響は限定的。

 主要指数は一時下げ幅を拡大したものの、前日の相場でダウはおよそ3カ月
ぶり、ナスダックは1年3カ月ぶりの下げ幅となっていただけに売り一巡後は
買い戻しが入り、ダウは一時プラスに転じる場面もありましたが、引けにかけ
てリスク資産の圧縮や手仕舞いの動きで改めて軟調な展開となっています。ダ
ウはおよそ1カ月ぶりの安値で取引を終了しました。

 業種別では、エネルギー、資本財、素材、金融などが安く、日用品、ヘルス
ケアがしっかりでした。

 個別では、建機大手のキャタピラーや非鉄のアルコア、化学大手のデュポン
など景気敏感株、エクソンモービルやシュブロンなどのエネルギー株が下落。
ユーロ圏の問題が世界経済に悪影響を及ぼすとの懸念が広がっており、対ユー
ロでドル高が進行していることも、コモディティや輸出関連銘柄の株価を圧迫
しています。

 ダウ採用銘柄では娯楽大手のウォルト・ディズニーの下げが最もきつく、次
いでクレジット大手のアメリカン・エクスプレス(アメックス)、複合企業の
ゼネラル・エレクトリック(GE)、デュポン、ボーイングなどが下げていま
す。バンク・オブ・アメリカは下げ幅を縮小、JPモルガンはプラスに転じま
した。

 一方、ウォルマートが上昇。ターゲットやコストコなど小売株の一角がしっ
かりです。ダウ採用銘柄ではウォルマートの他、保険大手トラベラーズ、飲料
大手コカコーラ、日用品大手プロクター&ギャンブル、医薬品大手ファイザー
などディフェンシブ関連銘柄が底堅く推移しました。

 ハイテク株も総じて軟調だったものの、グーグルやアマゾン、ヤフーなど、
インターネット関連銘柄の一角が上昇しました。 
 
 他の指標は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は続落し、4月30
日からの4営業日では29.43ポイント安(-7.5%)。コモディティは原
油が続落、同5.2ドル安(-6.1%)。金は反発し、同6.2ドル高(+0.
5%高)。バルチック海運指数(BDI)は反発、同期間では20ポイント高
(+0.6%)となっています。

 CME日経225先物はドル建てが10670(30日大証終値比380円
安)、円建ては10660(同390円安)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは2日連続安。前日比58ドル安の1万0868ドルとなっ
ています。ゴールデンウィーク前の4月29日のNYダウの終値は1万116
7ドルですので、昨晩の終値まで4日間で299ドルの値下がりとなっていま
す(4日間の内、上昇1日、下落3日)。

 シカゴ日経平均先物は1万0670円と30日(金)の東京市場の日経平均
株価1万1057円よりも380円ほど安い水準となっています。

 NY外為市場でやや円高が進行。今朝6時現在の円相場は1ドル=93円8
0銭前後となっていますが、対ユーロでは、1ユーロ=120.30円前後と
大幅に円高が進行しています。

 バルチック海運指数(BDI)が前日比27ポイント高の3379となり、
3月19日(3379)以来の高値水準となっています。

 今週も主要企業の決算発表が相次ぎます。本日は任天堂、ヤマダ電機、明日
(7日)は東芝、パナソニック、三井物産、三菱商事・・・等々が発表を予定
しています。業績面での選別物色の動きが強まる可能性があります。

 国内経済指標では、本日は11:00にオフィス空室率、14:00に4月
の新車販売台数の発表などが予定されています。

 海外では、本日に英国総選挙の投開票日、ECB(欧州中央銀行)定例理事
会、バーナンキ米FRB議長が講演(シカゴ)、ガイトナー米財務長官が議会
の金融危機調査委で証言、7日(金)に英中銀金融政策委員会(10日まで)、
4月の米雇用統計発表などが控えています。


 今週、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。


 【6日】(木)

   日触媒(4114)、OLC(4661)、三井金(5706)、

   三洋電(6764)、任天堂(7974)、ヤマダ電(9831)
  

 【7日】(金)

   電化(4061)、住友ベ(4203)、田辺三菱(4508)、

   特殊陶(5334)、荏原(6361)、ミネベア(6479)、

   東芝(6502)、パナソニック(6752)、

   キーエンス(6861)、IHI(7013)、富士重(7270)、

   ドウシシャ(7483)、HOYA(7741)、

   バンナムHD(7832)、伊藤忠(8001)、丸紅(8002)、

   三井物(8031)、三菱商(8058)、青山商(8219)、

   日通(9062)、三井倉(9302)・・・等々。


◆主なニュース

・上場企業3社に1社、リーマン・ショック前超す 日経調査

・日銀、成長促進へ新貸出制度 銀行向け、環境融資など支援

・新生銀、前期赤字1400億円に 代表権3役員は退陣

・神鋼、印・ロ・豪州に鉄鋼設備 5~10年後、稼動計画

・食品「定番品」を増産 菓子、節約追い風 飲料、海外を開拓

・三井物産、2年で1.2兆円投資 資源・海外インフラに軸

・三洋、太陽電池分野に2000億円投資 12年度までに量産

・ソニーの前期、2年ぶり営業黒字に 液晶TVが堅調

・サンリオ、国内40店を閉鎖 海外でのライセンス事業強化

・ポルトガル国債、格下げ方向で見直し ムーディーズ

・ギリシャ、デモで3人死亡 緊縮策巡り24時間のゼネスト

・米主要企業の1~3月、最終利益53%増 危機前の水準に


◆経済指標等

・東京都心オフィス空室率(4月)
・新車販売台数(4月)
・軽自動車販売台数(4月)

・米新規失業保険申請件数(先週分)
・米小売り各社の既存店売上高(4月)
・米労働生産性指数(1―3月期速報値)

◆企業動向

・主な決算 ※上記参照

・海外決算 クラフトフーズ(食品・ダウ構成銘柄)

◆その他

・高速増殖炉「もんじゅ」が運転再開

・英国総選挙投開票(政権交代であれば13年ぶり)
・ECB理事会(結果発表)
・ECB総裁会見
・FRB議長講演
・米財務長官議会証言



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【3】心に残る名言                        **
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       未来に向き合うにはふたつの方法がある。

         ひとつは心配、もうひとつは期待だ。


                   ジム・ローン






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    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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