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―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー!株式 ◎ 2016/04/28 朝刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ おはようございます。aquaです。 2003年の本日4月28日、日経平均株価がバブル後の最安値7607円 を記録。その後、07年7月9日に1万8261円まで1万円を超える上げを 示現し、再び下落。09年3月10日に7054円まで下落して最安値を更新 し、15年6月24日の2万0868円まで1万4000円近い上げを示現す ることになります。 相場格言に、 『腹立ち売り、腹立ち買い、決してすべからず、大いに慎むべし』 とあります。相場が自分の思う通りにならない、或いは負けが膨らんできます と冷静さを欠き、知らず知らずの内に感情で売り買いを繰り返しがちになりま す。買っても買っても上がらないからといって腹立ち紛れに今度は売り方に回 ったり、相場の流れを見ないで自分の都合だけで相場に参加したりと、そうな りますと往々にして損ばかりするようになります。 損をしたからといって腹立ち紛れに売買をするとまたしても損をするといっ た状況に陥ってしまう訳ですが、上記の格言は、常に冷静に相場の流れを見て 相場に参加すると言う心がけが必要ということです。 「どうも上手く行かない」という時は誰でもあるものです。そうした時は、 しばらく「休む」のも一法です。「売るも相場、買うも相場、休むも相場」と いう訳です。「市場」は「私情」とは別物ということをしっかりと認識してお く必要があります。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.NY市況 2.本日の注目点と話題 3.心に残る名言 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】NY市況 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ □ダウ工業株 18041.55(+ 51.23)△0.28% □ナスダック 4863.14(- 25.14)▼0.51% □S&P500 2095.15(+ 3.45)△0.16% □ダウ輸送株 8091.34(+ 9.87)△0.12% □半導体株(SOX) 681.26(+ 6.84)△1.01% □NY原油先物(6月限) 45.33(+ 1.29) □NY 金先物(6月限) 1250.40(+ 7.00) □バルチック海運指数 715 (+11) □為替 (対ドル)111.50(前日比0.30円安) (対ユーロ)126.27(前日比0.28円安) □CME日経225先物 17495(+225)※大阪先物比 27日のNY株式市場は、FOMCの結果発表後に買いが優勢となりダウは 続伸しました。 この日前半の取引は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え て積極的な売買は手控えられましたが、前日引け後に発表した決算への失望売 りでアップルが大幅安で始まったことが相場を圧迫しマイナス圏で推移。 朝方発表された3月の米仮契約住宅販売指数は前月比1.4%上昇と、市場 予想を上回る伸びで昨年5月以来の高水準となりましたが、相場への影響は限 定的でした。 注目のFOMCで、米連邦準備理事会(FRB)は金融政策の現状維持を決 定し、市場の予想どおり追加利上げを見送りました。次回利上げに対する言質 は与えず、米国内の景気については「減速した」として判断を引き下げ、一方 で「世界経済と金融環境がリスクをもたらしている」との文言を削除し、海外 経済に対する警戒感をやや緩めました。 FOMCの結果発表直後は材料出尽くしで瞬間的に売りが出ましたが、FR Bは引き続き追加利上げに慎重との見方が相場を支援しました。構成銘柄のア ップルが大幅安となったもののダウは続伸。一方、ナスダック指数はアップル の下落が響き5日続落となっています。 S&P業種別指数は、通信、エネルギー、公益などの上昇が目立ち、テクノ ロジーやヘルスケアが軟調でした。 個別銘柄では、好決算を発表した航空機・防衛大手のボーイングが上昇。売 上高が市場予想を上回った機械・航空機関連のユナイテッド・テクノロジーズ が買われ、防衛大手のゼネラル・ダイナミクスやレイセオンなども上昇しまし た。原油高を背景にエクソンなどのエネルギー株も堅調でした。 予想以上の好決算を発表した電子商取引のイーベイや食品・飲料のモンデリ ーズが上昇。通期見通しを引き上げた医療器具のボストン・サイエンティフィ ックが急伸。CATV大手のコムキャストから買収提案を受けていることが明 らかになったドリーム・ワークス・アニメーションが急騰し、コムキャストも 堅調に推移しました。 一方、13年ぶりの減収決算となったアップルは6%超の下落で相場を圧迫。 同じく決算を失望した売りで短文投稿サイトのツイッターが急落。売上高が予 想以上に減少したグッドイヤー・タイヤ&ラバーや上場来初の赤字転落となっ たチポトレ・メキシカン・グリルが大幅安となりました。 引け後に決算発表を控えたフェイスブックは小動きでしたが、決算発表後の 時間外取引で大きく上昇しています。 ダウ構成銘柄では、ボーイング、ベライゾン、シェブロン、キャタピラー、 インテル、ユナイテッド・テクノロジーズなどが上昇した一方、アップル、ユ ナイテッドヘルス、マイクロソフト、ナイキなどが下落しました。 NY原油先物(WTI)は続伸。需給改善期待から買いが優勢となり、終値 としては昨年11月4日以来、およそ5カ月半ぶりの高値水準となりました。 NY金先物は3日続伸。上昇傾向が続くバルチック海運指数(BDI)は昨 年10月30日以来の高水準となっています。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資のノウハウがここにあります。 https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】本日の注目点と話題 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◆昨日の日経平均株価は前日比62円の1万7290円で取引を終了しました。 ※日経平均の前日までの勝敗 ○○○●●○○○○●●● 個別銘柄ではコカ・コーラウエストとコカイーストが大幅高。ノジマやエム スリー、日本トリム、江崎グリコなども大きく値上りしました。※詳細は昨日 の本誌夕刊「相場概況」をご参照ください。 昨晩のFOMCで、FRBは市場の予想通りに金融政策の維持を決定し、追 加利上げを見送りました。声明文は全体として利上げに慎重なハト派的な内容 だったことからNY株は上昇しています。 CME日経225先物は1万7495円で、昨日の東京市場の日経平均終値 1万7290円と比べ200円ほど高い水準となっています。 ◎日経平均株価と上下の節目 ―――――――――――― 1万7645円 26週線 1万7613円 4月25日高値 1万7500円 心理的節目 1万7495円 CME日経先物 1万7403円 5日線 ☆1万7290円 昨日終値 1万7248円 100日線 1万7099円 窓下限(4月20日高値) ◎本日の経済指標等 ―――――――― 08:30 3月のCPI、失業率、求人倍率、家計調査 08:50 対外・対内証券売買契約 〃 3月の鉱工業生産速報 〃 3月の商業動態統計 14:00 3月の住宅着工戸数 15:00 投資部門別株式売買動向 【CPI】 前回2月の全国消費者物価(CPI)は、価格変動の大きい生鮮 食品を除いたベース(前年同月比)で横ばいでしたが、3月は0.2%程度低 下すると予想されており、5カ月ぶりにマイナスとなる見込みです。 【家計調査】 前回2月の消費支出は前年同月比1.2%%増と6カ月ぶりの 増加となりましたが、うるう年の影響を除くと1.5%減となり、7カ月連続 の減少でした。3月は減少幅が拡大し、4.2%程度の減少が予想されていま す。 【鉱工業生産】 前回2月の鉱工業生産指数は、愛知製鋼の爆発事故でトヨタ が工場を停止したことなどの影響により、前月比で5.2%低下しましたが、 3月は2.9%程度上昇する見通しです。 【商業動態統計】 前回2月の小売業販売額は前年同月比0.4%増と、小幅 ながら4カ月ぶりにプラスに転じましたが、3月は再び1.4%程度減少する 見込みです。 【住宅着工】 前回2月の住宅着工戸数は前年同月比7.8%増でしたが、3 月は1.3%減予想と、3カ月ぶりに減少する見通しです。 【投資家動向】 日経平均株価が週間で724円上昇した4月第3週の投資主 体別の売買動向が発表されます。前週は財務省集計(対内証券売買契約)が3 週連続、東証集計(投資部門別株式売買動向)は2週連続でともに買い越しで した。 尚、本日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されます。周知のように先週 金曜日には日銀が追加の緩和策として金融機関への貸し出しにマイナス金利の 適用を検討していると報じられています。 日銀が発表する4月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、企 業の景況感の悪化などを背景に、経済と物価の見通しを引き下げるとの観測が あり、遅かれ早かれ追加緩和は実施されるとの見方が大勢です。 15:30には日銀の黒田総裁の記者会見が行われます。 海外では、週間の米新規失業保険申請件数、1~3月期の米GDP速報値が 発表されます。 ◎決算発表 ※約300社が決算発表予定 ―――― 11:20 デンソー(6902) 11:30 商船三井(9104)、川崎汽船(9107) 13:00 神戸製鋼(5406)、アイシン(7259) 13:15 三菱電(6503) 15:00 野村不(3231)、TOTO(5332)、 新日鉄住金(5401)、ソニー(6758)、 タダノ(6935)、JAL(9201) 15:40 ガイシ(5333) 16:15 パナソニック(6752) NY市場では取引開始前にダウ・ケミカルやフォード、UPS等、取引終了 後にアマゾンやギリアド・サイエンシズなどが決算を発表します。 ◆その他のトピックは、シャープ・1千人削減を検討、三菱自・国内の受注半 減、トヨタ・5月6日に全ライン再開、三井住友・日興とフレンドを合併・ア セットを子会社化、北陸新幹線10年内の延伸目指す・与党検討委、志賀1号 機の廃炉有力に、ウナギの貿易規制見送りへ、生損保マネー・外債投資を拡大、 スマホゲームのアイテム出現確率を明記へ・協会が新指針。 いすゞがインドでピックアップトラックの生産開始、住友鉱がフィリピンで レアアースの生産、三井金はリサイクル原料の処理能力増強、ダイキンが欧州 冷蔵設備大手を買収、TBSも動画配信サービスに参入、OLCの前期売上高 微減・純利益は3%増で最高益・大型アトラクションに2500億円投資、九 電が4年ぶり復配・前期末、JR九州は地震で29億円減収、JR3社の今期 はそろって営業減益。 三菱自の前期純利益25%減・業績予想は見送り、ダイハツ前期純利益39 %減、野村の前期純利益41%減、任天堂の前期純利益61%減・今期2.1 倍見込む・来年3月に新ゲーム機、花王の1~3月期純利益73%増、キッコ マンの前期純利益30%増で最高益、キーエンスの前期は実質最高益、京セラ の前期純利益6%減・配当性向は引き上げ、コマツの前期純利益11%減・今 期は3割減、ファナックの前期純利益23%減・今期は4割減。 日立建機の前期純利益66%減・今期9%減、富士フイルムの前期純利益4 %増で過去最高、積水化の前期純利益7%増で最高益、ミネベアの前期営業益 15%減、マツダの前期営業益12%増、中村屋は10月1日付で100株単 位、Dガレージは5月9日から1部、積水化、JR東日本、野村HD、野村総 研、富士フイルム、カワチ薬品、OLC、アイネス、山田コンサルが自社株取 得枠など。 ◎明日の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。 29日(金)「昭和の日」で東京市場は休場 ユーロ圏1~3月期GDP速報値 米3月の個人消費支出・個人所得 米1~3月期の雇用コスト指数 米4月のシカゴ購買部協会景気指数 (海外決算)シェブロン、エクソンモービル ◆今日の高島暦 < 相場の波動 > 上寄りすると下押し、下寄りすると戻す日 <相場高低判断> 寄付高ければ後場安し ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】心に残る名言 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。 あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない。 ユング 心理学者 THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! by aqua  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◆4月28日 今日は何の日 六曜:赤口 主権回復記念日・サンフランシスコ平和条約発効記念日、洗車の日、象の日、 シニアーズデイ、アクアフィットネスの日、ドイツワインの日、庭の日、 海外ドラマの日 ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 8年連続で『総合大賞』 06年~07年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2015/ ◎まぐまぐ大賞 2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 投資・資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━