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おはようございます。aquaです。本日は大安です。

 ステイホームの週末、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

 唾液から新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR用検査試薬が5月
末頃にも発売されるそうです。病院でインフルエンザの検査をする時、鼻に棒
状のものを入れますが、これはチクッとして痛いです。

 唾液による採取は痛くなく、検査への抵抗も少なくなりそうです。自分で自
宅で採取して検査場所に郵送するような使い方も可能になるそうです。厚生労
働省の認可を経てタカラバイオが発売します。



 さて、先週で決算発表はピークを過ぎましたが、本日は13時にSUBAR
U、引け後にはテルモ、パナソニック、シャープ、そしてソフトバンクGが予
定しています。


 今週の主な注目材料は、本日8:50に1-3月期GDPの発表。20日(
水)は3月機械受注、4月首都圏マンション発売、4月訪日客数。


 そして、21日(木)には緊急事態宣言に関して、まだ解除されていない地
域をどうするかの判断が出てくる可能性があります。早期解除となれば相場に
好影響を及ぼすことが想定されます。


 また、22日(金)には中国全国人民代表大会(全人代)が開催され、その経
済対策の内容に市場の注目が集まります。中国関連銘柄が息を吹き返すか否か
のきっかけともなり得ます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言





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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      23685.42(+ 60.08)△0.25%
□ナスダック       9014.56(+ 70.84)△0.79%
□S&P500      2863.70(+ 11.20)△0.39%

□ダウ輸送株       7761.00(-100.34)▼1.28%
□半導体株(SOX)   1700.89(- 38.16)▼2.19%

□NY原油先物(6月限)   29.43(+ 1.87)
□NY 金先物(6月限) 1756.30(+15.40)

□為替      (対ドル)107.02(前日比0.07円高)
        (対ユーロ)115.84(前日比0.02円安)

CME日経225先物     20020(- 20)※大阪終値比



 先週末8日のNY株式市場は反発。売りが先行したものの景気回復を期待し
た買いが入りプラスに転じました。

 新型コロナウイルスへの対応を巡りトランプ米大統領が対中批判を強める中、
前日は米上院が人権問題で中国高官への制裁を課すよう米政権に求める法案を
可決し、この日は米商務省が中国の通信機器最大手ファーウェイに対する禁輸
措置を強化すると発表したことから米中対立の激化を警戒して売りが先行。

 米国の動きに対し中国は、アップルやシスコシステムズ、クアルコムなどの
米企業に対する規制導入やボーイング機の購入停止などの対抗措置に言及した
ことから投資家心理が悪化しダウは一時271ドル安まで下げましたが、NY
連銀が発表した5月の製造業景況指数が予想以上に改善したことやミシガン大
学調査の5月の消費者態度指数速報値が予想外の改善となったことを好感した
買いが入りNY株は下げ幅を縮小。

 この日発表の4月の小売売上高が前月比で16.4%減少し、統計開始以来
過去最大の落ち込みとなったことから相場の上値は重かったものの、経済活動
の再開に伴う景気回復期待から主要3指数ともプラスに転じました。尚、週間
では3指数とも2週ぶりの下落となっています。

 S&P業種別指数は、コミュニケーション、一般消費財、素材、ヘルスケア、
テクノロジーが上昇した一方、公益、金融、工業、エネルギーなどが下落しま
した。

 個別銘柄では、GIF動画の共有・検索サービスを手掛ける米新興企業のジ
フィーの買収を発表したフェイスブックが上昇。マイクロソフトやアルファベ
ット(グーグル)などが堅調だった他、動画配信のネットフリックスも上昇し
ました。

 消費者態度指数の予想外の改善を手掛かりに、小売りのTJXやギャプなど
が上昇。破たん必至とみられていた百貨店のJCペニーは期限が到来していた
社債の利払いを行ったと報じられ破たん回避への思惑から急騰。同業のメーシ
ーズやノードストロームなども大幅高となりました。ただ、その後、JCペニ
ーは破産法の適用を申請し、破たんしました。

 アナリストが目標株価を引き上げた半導体のエヌビディアが大幅高となり、
上場来高値を更新。一方、中国に規制の対象と名指しされた半導体のクアルコ
ムが売られ、アップルも軟調。ファーウェイへの規制強化で悪影響を受けると
みられる半導体製造装置のラムリサーチ、アプライド・マテリアルズ、KLA、
テラダインなどがそろって大幅安となりました。

 ダウ構成銘柄では、ディズニー、ホームデポ、ウォルマート、スリーエム、
ジョンソン&ジョンソン、キャタピラーなどが上昇した一方、レイセオン、ボ
ーイング、アメックス、JPモルガン、ゴールドマン、インテルなどが下落し
ました。

 NY原油(WTI)は1.87ドル(6.8%)高で続伸。中国国家当局が
15日に発表した4月の工業生産高が予想を上回る伸びとなり、需要が回復し
つつあるとの見方から買いが入り、3月13日来約2カ月ぶりの高値水準で取
引を終えました。

 NY金は15.4ドル(0.9%)高で4日続伸。この日発表された米経済
指標はいずれも低調で、景気低迷が長引き金融緩和政策も長期化するとの見方
が金相場の追い風となっており、この日は米中対立の激化懸念も支援材料とな
りました。4月14日以来約1カ月ぶりの高値で終えています。



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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は、前日比122円高の2万0037円で取引を終了。

    日経平均株価の勝敗 ●〇●〇●〇〇〇●●●〇

 個別銘柄では、東洋炭素、イグニス、JMDC、ユニチャームなどが物色さ
れました。※詳細は15日の本誌夕刊をご参照ください。

 先週末のNY株は、景気回復を期待した買いで反発しました。半導体のエヌ
ビディアが上場来高値を更新した一方、半導体製造装置のラムリサーチ、アプ
ライド・マテリアルズなどが売られました。

 CME日経平均先物の終値は2万0020円で、先週末の東京市場の日経平
均終値2万0037円とほぼ同水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物(夜
間取引)終値は2万0010円となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0576円 75日線
 2万0199円 一目雲上限
 2万0195円 5日線
☆2万0037円 先週末終値
 2万0010円 CME日経平均先物
 2万0000円 心理的節目
 1万9991円 一目転換線
 1万9661円 25日線



◎本日の予定 
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 08:50 1~3月期GDP速報値
 10:30 中国4月の主要都市新築住宅価格動向
 13:30 3月の第3次産業活動指数

 23:00 米5月の住宅市場指数


 本日は20年1~3月期GDPの速報値が公表されます。先日発表されたE
SPフォーキャスト調査(民間エコノミスト33人の予測平均)では、前期比
年率換算でマイナス4.6%が見込まれています。

 19年10~12月期のマイナス7.1に続き、2四半期連続のマイナス成
長となる見通しですが、20年4~6月期はさらにマイナス幅が拡大すること
が確実視されています。

 尚、新型コロナウイルスのまん延に伴う経済活動の停止で経済指標の異常値
が増えているため、今回のGDP速報値の算出では、経済の実態に近づくよう
特別な処理が施されます。



◎市場変更
 ――――
 ダイコー通産(7673) 東証2部 → 東証1部


◎決算発表 
 ――――
 10:25 SUBARU(7270)
 15:00 テルモ(4543)、AGC(5201)、
       ガイシ(5333)、コマツ(6301)、
       パナソニック(6752)、ソフバンG(9984)など


◎今週のポイント
 ―――――――
・世界的に行動規制の緩和が進みつつある中、感染拡大の「第2波」の兆候
 もみられ、引き続き「経済活動再開への期待」と「感染者再増加への懸念」
 に相場が左右されそうです。

・米国では3兆ドル(約320兆円)規模の経済対策第4弾が野党民主党支
 配の米下院で可決しましたが、大統領選で民主党を利するとして与党共和
 党が難色を示しており、共和党優位の上院がそのまま通す可能性はゼロ。
 トランプ政権と与党共和党は対案の検討に動いていますが、追加対策の遅
 れは景気回復の遅れや景気悪化の「第2波」につながりかねないため市場
 も注目しています。

・経済指標からみて米経済は4月が最悪期だったとの見方が多く、21日発
 表の5月の製造業PMI速報値や5月のフィラデルフィア連銀製造業景況
 指数が「4月が最悪期」との見方を裏付けるかどうかが注目されます。

・米国では新型コロナの影響で衣料品大手Jクルー、高級百貨店のニーマン
 マーカス、同じく百貨店のJCペニーなどの経営破綻が相次いでおり、日
 本でも東証1部上場のレナウンがコロナ関連で破綻しましたが、「次」を
 探す動きが加速する可能性があります。

・緊急事態宣言が解かれなかった8都道府県について21日に改めて解除の
 可否が検討されます。解除となれば投資家心理にプラスに働きます。また
 今国会で成立を目指すとする2次補正予算の規模も材料視されそうです。

・日米ともに決算発表のピークは過ぎたましたが、今週も引き続き日米とも
 注目企業の決算発表が相次ぐため要注目です。

・FRBのパウエル議長は13日、米経済の長期低迷の可能性を警告しNY
 株が下落しましたが、パウエル議長は今週19日にムニューシン米財務長
 官とともにコロナ対策をめぐり米議会で証言し、21日にも発言の機会が
 あります。

・NY原油先物(WTI)は前回の限月交代でまさかのマイナス価格となり
 市場に衝撃が走りましたが、今週も限月交代があります。

・トランプ米大統領が中国に対する強硬姿勢を強め、欧州でもコロナ対応を
 巡り中国批判が相次ぎ、中国国内で再び感染者が増加しつつある中、22
 日に中国全国人民代表大会(全人代)が開幕します。全人代では年間の成
 長率目標を掲げるのが通例ですが、今回はコロナ対策を優先して成長率目
 標を示さない可能性があります。ある程度の成長率目標を掲げれば、景気
 刺激策への期待が強まることになります。

・日経平均株価は、接近しつつある2つの移動平均線(上方の75日線と下
 方の25日線)の間で推移しており、75日線を上抜けるか、25日線を
 下抜けるか、ブレークした方向に動きが加速する可能性があります。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 19日(火) 日本:日揮、古河電、シャープ、三菱自などが決算を発表
        欧州:5月のZEW景気予測指数
        米国:4月の住宅着工件数
        米国:FRB議長が議会証言
        米国:ウォルマート、ホームデポが決算を発表

 20日(水) 日本:3月の機械受注と4~6月見通し
        日本:4月のマンション販売
        日本:4月の訪日外国人客数
        日本:東急不、JXTG、バンナムなどが決算を発表。
        中国:5月の最優遇貸出金利
        中国:4月開催分のFOMC議事要旨

 21日(木) 日本:8都道府県の緊急事態宣言見直し
        欧州:5月の製造業PMI速報値
        米国:5月の製造業PMI速報値
        米国:5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数
        米国:4月の景気先行指標総合指数
        米国:FRB議長がパネル討議に参加
        米国:エヌビディアが決算を発表

 22日(金) 日本:4月の全国消費者物価指数(Cぴ)
        日本:4月の全国百貨店売上高
        日本:富士フイルム、板硝子、住友大阪、カシオが決算発表
        中国:全国人民代表大会(全人代9が開幕


◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 気味の変化する日 足取りについて駆引きせよ

 <相場高低判断> 相場は寄付きに倣う




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【3】心に残る名言                        **
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    人間は死ぬとき、

       愛されたことを思い出すヒトと

          愛したことを思い出すヒトとにわかれる。

                サヨナライツカ  辻 仁成





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