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―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 投資の羅針盤 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/10/27 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 1902年秋、アメリカの第25代大統領がある日、趣味の熊狩りに出かけま した。その日はあいにく獲物をしとめられずにいましたが、同行者が小熊を見つ け、大統領に仕留めるよう促しました。しかし、大統領は「瀕死の小熊を撃つの はスポーツマン精神に反する」として撃たなかったそうです。 この話が新聞記者によって広まり、おもちゃメーカーが熊のぬいぐるみに第2 5代大統領セオドア・ルーズベルトの通称の「テディ」をつけて販売したのがテ ディベアの始まりです。そのような経緯から、セオドア・ルーズベルトの誕生日 の今日10月27日は「テディベアの日」となっています。 セオドア・ルーズベルトは日露戦争当時の大統領ですが、第二次世界大戦時の 第32代大統領フランクリン・ルーズベルトはセオドア・ルーズベルトの従兄弟 にあたります。 フランクリン・ルーズベルトが大統領に就任する4年前の10月24日木曜日 のNY株式市場は後に「暗黒の木曜日」と呼ばれる大暴落に見舞われ、「世界恐 慌」へと拡大していきます。これ以降、日独伊にファシズムが台頭してくるので すが、アメリカでは不況打開の期待を背負いフランクリン・ルーズベルトが大統 領に就任しました。 彼のとった政策は、世界史の授業でも習うテネシー川流域開発公社に代表され るニューディール政策(別名「新規まき直し政策」)で、それまでの自由主義経 済を破棄し、国家が目標を設定し公共事業を中心に計画的な雇用増と所得増を目 指す経済政策でした。この政策は、戦後日本の経済政策にも影響を与えています。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.先週の動き 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 7162.90(-486.18)▼6.36% ◎TOPIX 746.46(- 59.65)▼7.40% ◎売買高概算 30億9554万株 ◎売買代金概算 2兆2323億円 ◎値上り銘柄数 126 ◎(年初来)新高値 1 ◎値下り銘柄数 1556 ◎(年初来)新安値 698 ◎変わらず 30 ◎騰落レシオ(25日)57.7% ◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ●●○○●○○○●●●● 41.7% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-28.42% 75日線比-39.80% ◎為替 (対ドル) 93.28 (対ユーロ)116.96 ◎出来高上位 1.新日鉄 <5401> 254円(- 27円)113,137千株 2.三菱UFJ<8306> 583円(-100円)110,366千株 3.住金 <5405> 169円(- 29円) 85,250千株 4.三菱重 <7011> 293円(- 21円) 58,978千株 5.三菱自 <7211> 102円(- 11円) 47,628千株 ◎売買代金上位 (円) 1.トヨタ自 <7203> 2940円(-260円) 91,341百万 2.みずほ <8411> 230千円(-40千円) 69,859百万 3.三菱UFJ<8306> 583円(-100円) 66,762百万 4.ソニー <6758> 1281円(-151円) 49,301百万 5.任天堂 <7974> 244百円(-30百円) 45,049百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り3330万株 買い2160万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前週末比486円(6.36 %)安の7162円と03年4月28日に付けたバブル後の安値7607円を下 回って取引終了です。 週末のNYダウが312ドルの大幅安となり、為替が1ドル=91円台、1ユ ーロ=115円台の急速な円高に進行したこと、また三菱UFJなど大手銀行の 増資計画で金融不安への懸念が高まったことで朝方から売りが先行。押し目買い から一時はプラスに浮上する場面もありましたが、政府が発表した緊急対策の効 力への疑問から再び戻り売りが優勢となり、また大手銀行が軒並みストップ安と なったことで投資マインドを悪化させ、引けにかけて下げ幅拡大となっています。 本日までの立会い日数4日間で下げ幅は2143円、9月末の終値1万1259 円からは4097円の下げとなります。売買代金は概算2兆2323億円、上海 総合株価指数は116ポイント(6.3%)安の1723、香港とインドは16 時現在で10%を超える大幅安となっています。 業種別では、保険、証券、銀行セクターの下げが10%超ときつくなっていま す。 個別銘柄では、個人投資家の関心が高いソフトバンクが100円安の736円 と先週末に続いて連日のストップ安。株式相場全体が大幅安となる中、株安に伴 う財務体質の悪化を警戒した売りなどが膨らんでいます。 三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGがともにストップ安。資本増強のため 増資を検討と報じられ、一株利益の希薄化を懸念した売りが膨らんでいます。ま た、金融危機を背景とする与信コストの上昇や株式相場の急落で減損処理が増え るとの見方もあり、業況の厳しさが売り材料となっています。住友信託、りそな HD、あおぞら銀行もストップ安となるなど他の銀行株も軒並み安です。 東京海上、三井住友海上、損保ジャパン、日本興亜など損保株が10%を越す 下げ、あいおい損保、T&Dはストップ安となるなど業種別では損保セクターの 値下がり率ランキングがトップ、野村HD、大和G、松井証券、新光証券、SB Iなど証券株の下げもきつくなっています。 為替が1ドル=93円台、1ユーロ=116円台と急速な円高が進行したこと を嫌気し、京セラ、パナソニック、東京エレクトロン、キャノン、シャープ、ソ ニー、富士通、TDK、日立、東芝、三菱電機、任天堂など輸出関連が軒並み年 初来安値を更新、トヨタ、ホンダ、日産、いすゞ、マツダ、スズキ、富士重工、 日野自、三菱自など自動車株も軒並み年初来安値更新です。 伊藤ハムがストップ安。千葉県柏市で水道法の基準値を超えるシアン化物など を検出した井戸水を使って、ソーセージなどを製造していたと発表したことが嫌 気され、同社製品に対する消費者離れが進むことで業績への影響を懸念した売り が集まっています。 一方、ヤフーが高くなっています。週末に発表した08年4~9月期営業利益 が前年同期比10.3%増の659億円と堅調だったことを好感した買いが入っ ています。売上高は前年同期比11.8%増の1316億円となり、このうち広 告事業は前年同期比27.4%増の688億円。広告市場はテレビや新聞などの 不振が続いていますが、ヤフーは利用者のネット検索結果に連動した広告などが 堅調に伸びています。また、ニトリ、ローソン、マルエツ、セブン&アイなど小 売り株の一角が高くなっています。 本日の新高値銘柄は、プリマハム、宮田工業等です。 『 アクア・スペシャル版 』 具体的な個別銘柄情報や、一歩踏み込んだ相場観や投資手法に関する解説等 お役立ち情報満載! 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