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こんにちは。ａｑｕａです。

　明日は９月９日ですが、タイでは「９」の発音が「前進」の意味を持つこと
から、９が二つ並ぶ９月９日は特別な「吉日」とされており、バンコクなどで
はこの日に結婚届けを提出するカップルが多いそうです。

　日本では「苦」に通じるとの理由で「九」という数字を嫌がる人もいますが、
陰陽道では奇数は陽の数とされ、その極数である「九」が重なる九月九日は「
重陽の節句」として祝う風習が昔からありました。

　この日は、不老長寿の霊草と信じられていた菊の花びらを杯に浮かべた菊酒
を酌み交わし、お互いの長寿と無病息災を祝ったとされています。このことか
ら重陽の節句は「菊の節句」とも呼ばれます。

　各地で菊花展や菊人形展が行われるのも重陽の節句に由来し、庶民の間では
秋の収穫祭と習合し「お九日（おくんち）」として祝うようになったといいま
す。

　明治期に新暦に移行してからは季節とのズレが生じたことから、しだいに重
陽の節句が廃れましたが、菊を愛でる風習や収穫祭としての意味合いは菊花展
や九州北部の「くんち」として今も残ります。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．毎勤統計、国際収支など

 ３．４～６月期ＧＤＰ改定値






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　３２６０６.８４（－３８４.２４）▼１.１６％
◎ＴＯＰＩＸ　　２３５９.０２（－　２４.３６）▼１.０２％

◎売買高概算　　　１６億３８０７万株
◎売買代金概算　　　４兆０５７２億円
◎時価総額　　　８３５兆７２２６億円

◎値上り銘柄数　２７７　　値下り銘柄数　１５０８　　変わらず　４９

◎騰落レシオ（２５日）　１２８.３６％（前日比１.６５％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　９勝３敗　〇●〇〇〇〇〇〇〇〇●● ７５.０％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋１.０３％　７５日線比 ＋０.４４％

◎為替　　（対 ド ル）１４７.０７（前日比０.３６円高）
　　　　　（対ユーロ）１５７.７５（前日比０.２３円高）

◎売買代金上位（プライム）

 １.レーザテク＜６９２０＞　２２０３０円（－ 　　７５円） １９５７億円
 ２.東京エレク＜８０３５＞　２１１２０円（－　 ８４０円） １２０４億円
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ １２１２.０円（－　１６.０円） １１０２億円
 ４.アドバンテ＜６８５７＞　１７５１５円（＋ 　２５０円） 　９９３億円
 ５.トヨタ　　＜７２０３＞ ２６０３.０円（－　３４.０円）　 ７９６億円



◆相場概況

　本日の日経平均株価は、３８４円（１．１％）安の３万２６０６円、新興株
の値動きを示す東証グロース市場指数は４Ｐ（０．５％）安の９６２Ｐです。

　昨晩のＮＹダウは５７ドル（０．１％）高でしたが、ハイテク指数のナスダ
ックは１２３Ｐ（０．８％）となり、東京市場も朝方からも指数寄与度の大き
い半導体関連などハイテク株の一角に売りが先行。週末要因で手控え気分が強
まる中、米中対立激化、そして中国経済の先行き警戒感も重石となり、ジリジ
リと下げ幅を広げています。

　東京エレク、ファーストリテイの２銘柄で指数を１２９円押し下げています。
９月限日経平均先物・オプションのＳＱ値は３万２９２１円です。

　業種別では、電力ガスが高く、一方で鉱業、非鉄、電機、精密、機械、陸運
などの下げが目立ちます。

　個別銘柄では、業績拡大期待から電力株が上昇を続けており、中部電が５円
高の１９４２．５円、関西電力が２３円高の２１７０．５円と昨年来高値を更
新し、東京電力も１０．３円高の６３０．３円と上昇。

　理美容機器や業務用化粧品の通販最大手ビューティガレージが６４５円高の
５２３０円と大幅高で昨年来高値更新。２４年４月期第１四半期（２３年５～
７月）の売上高が７１億円と前年同期比１８％増、営業利益が３．８憶円と同
４９％の大幅増となり、好感した買いが入っています。

　タツモが１７４円高の３１１５円と大幅高。世界的な電気自動車（ＥＶ）の
普及を背景にパワー半導体向け装置需要が好調で収益が拡大しており、好感し
た買いが入っています。

　本日の新高値銘柄は、鉄建、ＰＳ三菱、五洋建、積水ハ、森永菓、サッポロ、
ビューティガレージ、ドトール・日レス、出光、ジャノメ、竹内製作、ＡＯＫ
Ｉ、中部電・・・等々です。



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【２】毎勤統計、国際収支など　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎毎月勤労統計（７月速報、前年同月比）
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　現金給与総額　　１．３％増　１９カ月連続増加　※実際の支給額
　実質賃金　　　　２．５％減　１６カ月連続減少　※物価の影響除

　所定外労働時間　２．０％減　　３カ月ぶり減少　※残業時間
　所定外給与　　　０．５％増　　３カ月連続増加　※残業代等

　名目賃金は増加が続いているものの、物価の上昇に賃金の伸びが追い付かず、
　実質賃金は減少傾向が続き、前月（１．６％減）からマイナス幅拡大。




◎国際収支（７月速報）
　――――
　経常収支　２兆７７１７億円の黒字　　※前年同月は８８８６億円の黒字

　経常収支は６カ月連続で黒字。貿易収支が前年の１兆１８４３億円の赤字か
　ら６８２億円の黒字に転じたことで経常収支の黒字幅が拡大。
　
　尚、７月の旅行収支（訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で
　支払った金額を差し引いた金額）は３３６８億円の黒字で、コロナウイルス
　が世界的にまん延する直前の２０２０年１月（２９６２億円黒字）を上回り
　単月の黒字額としては過去最高を更新。




◎景気ウォッチャー調査（８月の街角景気）
　――――――――――
　現状　判断ＤＩ　５３．６　  前月比０．８ポイント低下　２カ月ぶり悪化
　先行き判断ＤＩ　５１．４　  前月比２．７ポイント低下　２カ月ぶり悪化

　内閣府は街角景気の現状について「緩やかに回復している」との判断を維持。
　先行きについても「緩やかな回復が続く」との判断を据え置いています。





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【３】４～６月期ＧＤＰ改定値　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　本日発表された２０２３年４～６月期ＧＤＰ２次速報（改定値）は、物価変
動の影響を除いた実質で前期比１．２％増、年率換算４．８％増と、速報値（
前期比１．５％増、年率６．０％増）から下方修正されました。

　下記は項目別（前期比）の修正の動き。


　　　　　　  速　報　値　　改　定　値　　　　　　　 対ＧＤＰ寄与度

 【 ＧＤＰ 】 １．５％増 → １．２％増（下方修正）
 
　・個人消費　０．５％減 → ０．６％減（下方修正）－０．３ → －０．４

　・住宅投資　１．９％増 → ２．０％増（上方修正）＋０．１ → ＋０．１

　・設備投資　０．０％　 → １．０％減（下方修正）　０．０ → －０．２

　・政府消費　０．１％増 → ０．０％　（下方修正）　０．０ → 　０．０

　・公共投資　１．２％増 → ０．２％増（下方修正）＋０．１ → 　０．０


　　※輸出　　３．２％増 → ３．１％増（下方修正）＋０．７ → ＋０．６
　　　
　　※輸入　　４．３％減 → ４．４％減（下方修正）＋１．１ → ＋１．１


　民間住宅投資以外は下方修正。個人消費や企業の設備投資といった内需が弱く、
内需のＧＤＰ寄与度（前期比）はマイナス０．６、外需がプラス１．８。





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【４】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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今週の日経平均は水曜日までの３日間で５３０円上昇し、木曜日と金曜日の２
日間で６３４円下落、週間では約１０４円安と３週ぶりの下落となりました。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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