朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 有望銘柄紹介で大好評!『アクア・スペシャル版』は明日夕配信です。 下記にてお申し込み受付中! → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2010/04/13 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 宇宙ステーション(ISS)から山崎直子宇宙飛行士が見ている地球の色は きっと青。その青は豊かな水の色です。 「水の惑星」とも呼ばれる地球は、表面の7割が海水で覆われ、残り3割の 陸地もその10%は氷です。 地球を覆う大量の水のうち97.5%は海水で、淡水は2.5%未満。淡水 の7割は氷河・氷山として固定されており、残り3割のうち9割は地下水で、 飲み水として人類が直接採取できる河川・湖沼などの淡水は地球にある水全体 のわずか0.01%という少なさです。 水資源が豊富にあると思われている地球ではありますが、世界には水の格差 が厳然として存在します。 1人が1年間に必要とする水の量は約4千立法メートルとされていますが、 水資源が豊富なカナダでは1人が年間に9万立方メートルの水を使える一方で、 中東などでは平均で1人あたり年間1千立方メートル程度の水しか確保できて いません。また、世界一の人口を抱える中国は、急速な工業化で水の使用量が 急増しており、上下水道の整備が急務となっています。 ちなみに、先進国を除く多くの地域では上下水道が整備されておらず、しか も衛生環境が悪いため、世界の8人に1人は安全な水を飲めない環境にあると されており、国連は2025年には世界の人口の3分の2が水不足に直面する と予想しています。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.水ビジネス 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 11161.23(- 90.67)▼0.81% ◎TOPIX 988.44(- 6.34)▼0.64% ◎売買高概算 23億7304万株 ◎売買代金概算 1兆5093億円 ◎時価総額 332兆5206億円 ◎値上り銘柄数 437 ◎(年初来)新高値 139 ◎値下り銘柄数 1130 ◎(年初来)新安値 1 ◎変わらず 102 ◎騰落レシオ(25日)133.8% ◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ●○●○○○●○●○○● 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.74% 75日線比+5.28% ◎為替 (対ドル) 92.72 (対ユーロ)126.24 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 188円(- 2円)151,143千株 2.石川製 <6208> 106円(+ 7円)122,776千株 3.三洋電 <6764> 154円(+ 2円)113,291千株 4.三菱UFJ<8306> 508円(- 4円) 93,748千株 5.GSユアサ<6674> 677円(+ 31円) 50,923千株 ◎売買代金上位 (円) 1.三菱UFJ<8306> 508円(- 4円) 47,708百万 2.三井住友 <8316> 3265円(- 20円) 36,175百万 3.GSユアサ<6674> 677円(+ 31円) 33,967百万 4.トヨタ自 <7203> 3705円(- 20円) 30,994百万 5.みずほ <8411> 188円(- 2円) 28,389百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1740万株 買い1760万株 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比90円(0.8%)安の1 万1161円で取引終了です。 昨晩のNYダウは8ドル高となったものの、為替が1ドル=92円台後半の 円高に進行したことを嫌気し、朝方から自動車やハイテクなど輸出関連中心に 売りが先行。NY市場の引け後に発表となった米非鉄大手アルコアの1~3月 期の売上高が市場予想を下回ったことも好業績期待が高まっていただけに反動 安を誘う形となり、終日1万1150円を中心に安い水準での値動きとなって います。また、今晩には注目のインテルの決算発表を控えています。売買代金 は概算1兆5093億円、上海総合株価指数は31ポイント(1%)高の31 61です。 業種別では、石油、不動産、消費者金融などが高く、鉄鋼、海運、紙パなど が下げています。 個別銘柄では、GSユアサが3日連続高、31円高の677円と値を上げて います。昨日に経済産業省が「次世代自動車戦略2010」と題したリポート を公表し、恩恵を受けやすい関連銘柄としてリチウムイオン電池を手掛ける同 社に物色の矛先が向かっています。10年後の2020年までにハイブリッド 自動車など次世代自動車が新車販売に占める割合を現在の約10%から最大約 50%に高めるとの目標を設定しています。 雑誌「CHINTAI」等に掲載する空室広告を手掛けるCHINTAIが 350円高の3万8450円と上昇。昨日の引け後、エイブルと共同で持ち株 会社を設立し、経営統合すると発表したことを受け、新会社でのシナジー効果 を期待する買いが入っています。CHINTA株1株に対し持ち株会社の株式 100株、エイブル株1株に対し同2.3株をそれぞれ割り当てる方針です。 エイブルも60円高の853円と値を飛ばしています。 個別指導方式の学習塾「トーマス」を手掛けるリソー教育が140円高の5 250円と上昇。本日昼に発表した2011年2月期業績見通しが2ケタの増 益予想となったほか、増配予想を示したことで好感した買いが入っています。 11年2月期連結業績予想は、売上高が前年比9.5%増の190億円、営業 利益が同13.4%増の28億8500万円、当期利益が同10.9%増の1 5億2100万円と過去最高を更新する見通しです。年間配当は前期の1株当 たり155円に対し170円を予定しています。 医療用不織布トップのホギメディカルが155円高の4650円と連日で値 を上げています。昨日発表した2011年3月期業績予想で、連結当期利益が 前期比4.4%増の51億4000万円と前期に続き過去最高益を更新する見 通しと発表し、好感した買いが向かっています。年間配当は100円を予定し、 前期比8円の増配になります。 その他、ジェネリック(後発医薬品)の沢井製薬が180円高の7120円、 東和薬品が40円高の5170円といずれも昨年来高値更新、シスメックスが 40円高の5500円、日本空港ビルが6円高の1404円、第一生命は12 00円高の16万3000円となっています。 本日の新高値銘柄は、ユニ・チャームペット、IIJ、東和薬品、沢井製薬、 旭ダイヤ、油研工、サイゼリヤ、愛知時計、三愛石油・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 『アクア・スペシャル版』 ┗━━━━┛ 今後の期待が大きい有望銘柄をご紹介いたします。 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・2010年のアジア地域は7.5%成長 アジア開銀が上方修正 ・大手銀行4行のネット口座が約3140万件に 2009年度末 ・3月の首都圏マンション販売、前年比54%増 2カ月連続増加 ・3月の国内企業物価、前年比1.3%下落 下落率の縮小続く ・ホンダ、電動バイクを個人事業主向けにリース販売 12月から ・鹿島、ドバイ事業の損失計上で上場来初の営業赤字 今3月期 ・米大統領と中国主席、人民元問題で会談 主席「自主的に判断」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [モルガンS証券] 引上げ B→A (2784) アルフレッサ 4,600→ 5,100円 据置き A (9987) スズケン 3,700→ 4,200円 据置き B (7459) メディパル 1,500→ 1,350円 [クレディS証券] 引上げ B→A (6967) 新光電気工業 1,270→ 1,860円 据置き A (4062) イビデン 3,860→ 4,200円 据置き A (4719) アルファシステムズ 2,130→ 2,190円 据置き A (9742) アイネス 990→ 1,000円 [野村証券] 引上げ B→A (7202) いすゞ自動車 200→ 320円 新 規 A (8630) NKSJ 930円 [みずほ証券] 新 規 A (5020) JXホールディングス 730円 [三菱UFJ証券] 引上げ 2→1 (4061) イビデン 3,600→ 3,900円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】水ビジネス ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 上下水道インフラの整備・更新・運営管理、海水淡水化プラント、水処理膜 やポンプなど水処理用部材の製造・販売。サービスの提供などを総称して「水 ビジネス」と言い、その市場規模は現在約60兆円、2025年頃には110 兆円に達するとされています。 上下水道事業はもともとは公的事業の分野ですが、欧州では財政難に喘ぐ上 下水道事業をいち早く民間に委託したことにより、民間企業が上下水道事業の ノウハウを獲得しました。それによりイギリスの上下水道事業はほぼ全てが民 間運営となっており、フランスでは8割、スペインでは国の上下水道事業の6 割を民間が担っています。 この分野で突出しているのがフランスのヴェオリア社(旧ヴィベンディ)、 同じくフランスのGDFスエズ社、イギリスのテムズウォーターです。フラン スの2社で世界の民営水道による給水人口の7割を抑え、ロンドンの水道局を 母体に設立されたテムズ社(現在は豪州資本)はイギリスの水道事業を一手に 引き受けています。この3社を指して「水メジャー」、別名「ウォーターバロ ン(水男爵)」と言い、3社合計で世界の民営水道市場の8割を独占していま す。 一方、日本の上下水道事業は自治体が一括して運営を手がけてきたため、そ のノウハウは自治体が持っています。2002年に水道事業の民間開放が解禁 されたものの、その例はまだわずかです。 もちろんこの分野では、世界の7割を独占する海水淡水化膜をはじめ、下水 処理膜、水質管理、遠方監視、微量分析技術、災害予測・災害復旧、不断水工 法、漏水発見・防止技術などなど、日本の要素技術は世界トップクラスです。 世界の大都市でも水道の漏水率は2割を超える地域が多く、日本における全国 平均の漏水率7%、東京の場合は世界最小の3.6%であることも世界に誇れ る実績です。ただ、部品・部材製造はメーカー、装置設計・組み立てはプラン ト会社、施設運営・管理は地方自治体という具合に事業領域が分かれており、 海外の海外メジャーのように一括してサービスを提供できるようにはなってい ません。 将来の水ビジネス110兆円市場の100兆円を占めるのは施設管理や運営 業務で、現在このノウハウで民間市場を独占しているのが水メジャー3社です。 世界約60カ国で1億4000万人に水道サービスを提供するヴェオリア社は、 千葉県我の手賀沼終末処理場の運営管理全般を受託しましたが、この点で日本 の民間企業は経験もノウハウもなく後塵を拝しています。 水メジャー3社の他、米ゼネラル・エレクトリックや独シーメンスなどは水 ビジネスを1社で遂行できる体制を築き、IBMは「スマートグリッド」の概 念を水ビジネスに応用し、遠隔監視・操作が可能な水道メーターで水の使用量 をリアルタイムで把握して給水量を適切な水準に調節する技術でこの分野に参 入。韓国やシンガポールなどでも、政府が水メジャーの育成に力を入れていま す。 ようやく日本でもこの分野での動きが目立ち始めました。横浜市は市の水道 局を通じて浄水場の運営などを手がける株式会社を設立し水ビジネスへ参入し、 東京都も海外の水ビジネスに参入するための検討を始めています。 また、商社やメーカーなど民間企業は官や地方自治体と連携して、水メジャ ーのように設備設計から部材調達、運営・管理まで一括して受注できる体制を 急ピッチで整え始めており、経済産業省がまとめた戦略案では、水ビジネスの 日本の海外売上高は2007年の約1500億円から25年には1兆8000 億円まで伸びるとしています。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 東証1部上場の図研はCAD/CAMシステム開発の大手企業ですが、この企 業は競馬の重賞レースでも話題になることがしばしばです。と言いますのも、 先日阪神競馬場で行われた第70回桜花賞で1番人気で優勝したアパパネや、 無敗でクラシック三冠馬となったディープインパクトの馬主が図研の金子社長 だからです。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━