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こんにちは。aquaです。

 ハロウィンは収穫祭を起源とする10月末のお祭りですが、ニューヨーク市
場では、ハロウィンの時期に株を購入して春に売ると効率が良いというアノマ
リー(経験則)、いわゆる「ハロウィン効果」がよく知られています。

 世界的に見て10月は、記録にも記憶にも残る暴落を演じたことが何度かあ
ります。

 世界恐慌のきっかけとなった「暗黒の木曜日」と「悲劇の火曜日」の暴落や
世に名高い「ブラックマンデー」なども10月に発生。リーマン・ショックに
襲われた2008年10月も大変な月でした。

 そうした過去の経験からNY市場では10月を「悪魔がひそむ月」と呼ぶ一
方、10月末は株を購入するのに良い時期であることを「ハロウィン効果」と
いう言葉で表しています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.空売り比率






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  30696.96(-294.73)▼0.95%
◎TOPIX  2231.24(- 23.41)▼1.04%

◎売買高概算   29億0517万株
◎売買代金概算   5兆6674億円
◎時価総額   788兆7424億円

◎値上り銘柄数 206  値下り銘柄数 1422 変わらず 27

◎騰落レシオ(25日)  79.32%(前日比4.31%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●●〇〇●●●〇〇●〇● 41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -2.76% 75日線比 -4.63%

◎為替  (対 ド ル)149.61(前日比0.54円高)
     (対ユーロ)158.04(前日比0.49円高)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 25810円(+  410円) 3171億円
 2.ゆうちょ <7182> 1350.5円(- 26.0円) 2303億円
 3.信越化学 <4063>  4491円(+  189円) 1067億円
 4.三菱商事 <8058>  6924円(-  130円) 1063億円
 5.NTT  <9432>  173.7円(-  1.7円) 1022億円



◆相場概況

 先週末に389円高となった日経平均株価、本日は294円(0.95%)
安で3万0696円。新興株の値動きを示す東証グロース市場指数は0.2P
安で825.4Pです。

 中東情勢の一段の悪化を警戒して週末のNYダウは366ドル(1.1%)
安でしたが、ハイテク比率が高いナスダックは市場予想を上回る業績を好感し
てインテルやアマゾン・ドット・コムが大幅高し、スマートフォンのアップル
やソフトウエアのマイクロソフトも上昇したことで47P(0.3%)高。

 これを受けて東京市場も朝方から相場全般売りが先行する中、ソニーやレー
ザーテック、東京エレクなど半導体関連の一角は上昇。もっとも相場全般を押
し上げるほどの動きはなく、日経平均は終日安い水準での値動きとなっていま
す。

 業種別では電力ガス、電機が高く、一方で自動車、医薬品、ゴム、非鉄、石
油、銀行、商社、精密、建設などの下げが目立ちます。

 本日の新高値銘柄は、日清製粉、大阪ソーダ、栗本鉄、オルガノ、松風、大
阪ガス、吉野家・・・等々です。

 個別銘柄では、製粉で圧倒的トップの日清製粉Gが251円高の2112円
と大幅高で昨年来高値更新。製品価格の値上げ効果が出て最終利益は過去最高
益を大幅更新する見通しを発表し、好感した買いが膨らんでいます。

 大阪ガスが247.5円高の2716.5円と大幅高で昨年来高値更新。取
得総額200億円を上限とする自社株買いの実施を発表し、好感した買いが膨
らんでいます。

 鋳鉄管2位の栗本鉄工が267円高の3115円と昨年来高値更新。業績と
配当の上方修正を発表し、好感した買いが入っています。

 その他、FAセンサーなど検出・計測制御機器大手のキーエンスが4260
円の大幅高で5万7310円、日立も業績上方修正で511円の大幅高で93
95円、半導体シリコンウエハで世界首位の信越化学もウエハー市況について
7~9月期が大底との見方を示したことで189円高の4491円と値を飛ば
しています。
 


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【2】空売り比率                         **
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 先行き下がると見込む投資家が増えれば、下落リスクをヘッジしたり、売っ
て儲けようとする「空売り(カラウリ)」が増える一方、空売りは近い将来の
買い戻しを伴うため、空売りの比率が高まればそれだけ買い戻しのエネルギー
も蓄積されることになります。

 そうした観点から注目されるのが、売買代金に占める空売りの割合を示した
「空売り比率」という指標です。

 空売り比率の集計が始まったのは2008年11月で、集計開始以来の過去
最高は昨年10月28日の54.6%です。

 昨年はTOPIXの浮動株比率定期見直しに伴うTOPIX連動型ファンド
のリバランス(投資配分の調整)が影響したとみられ、当日のプライム市場の
売買代金は前日と比較して大幅に膨らみました。

 空売り比率はファンドのリバランスが絡む10月末付近で高くなる傾向があ
り、2021年の10月28日の54.1%もそれまでの過去最高となってい
ます。

 奇しくも同日ですが、2022年は10月の最終売買日、2021年は10
月最終売買日の前日という違いがあります。

 尚、個別イベントの影響を避けるため、空売り比率は5日移動平均でみるこ
とも併用されます。

 先週末時点の空売り比率は44.5%。先週末時点の空売り比率の5日移動
平均は45.6%ですが、5日移動平均は48%程度で頭打ちとなる傾向があ
り、稀に49%台まで伸びることもあります。





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【3】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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トヨタ自動車が本日発表した今年度上期(4~9月期)の、レクサスを含むト
ヨタ単体の世界販売は前年同期比9.1%増の517万2387台で、下期を
含めた半期ベースで過去最高となっています。上期の世界生産は同12.8%
増の505万8248台で、こちらも半期ベースで過去最高を更新しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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