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こんばんは。ａｑｕａです。

　台風９号が正午過ぎに千葉県館山市付近に上陸し、各地で暴風雨が観測され
ました。関東への直接上陸は、２００５年８月以来１１年ぶりのことです。

　避難情報（避難準備情報、避難勧告、避難指示等）は、今回のように被害が
発生する恐れのある場合に発表・発令されますが、その意味は下記のようにな
っており、緊急性や切迫度は「避難準備情報」→「避難勧告」→「避難指示」
の順で強まります。


【避難準備情報】

　事態の推移によって避難勧告や避難指示の発令が予想される場合に、それに
　先立って非難のための準備を呼びかけるために発令されます。高齢者ら避難
　に時間がかかる人（要援護者）に早めの避難を促します。


【避難勧告】

　被害が発生する可能性が高まった場合に発令され、指定された避難所など安
　全な場所への避難を勧めます。「避難行動を開始してください」などの呼び
　かけは避難勧告です。


【避難指示】

　被害が発生またはその危険度が増した場合に発令されます。勧告よりも緊急
　度が高く、避難指示が出た場合は速やかに避難する必要があります。「直ち
　に避難してください」などの呼びかけは「避難指示」です。


　いずれも強制性はありませんが、災害から身をまるためにも早めの行動が望
まれます。避難場所は自治体等が開設している避難所などになりますが、屋外
に出るとかえって危険な場合、一定の安全が確保された屋内に留まる「屋内待
避」も避難方法の一つです。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．信用取引と信用残






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１６５９８.１９（＋　５２.３７）△０.３２％
◎ＴＯＰＩＸ　　１３０３.６８（＋　　８.０１）△０.６２％

◎売買高概算　　　１４億０８１９万株
◎売買代金概算　　　１兆６２７８億円
◎時価総額　　　４８３兆５３３０億円

◎値上り銘柄数　１４１２　　◎（年初来）新高値　２５
◎値下り銘柄数　　４４６　　◎（年初来）新安値　３９
◎変わらず　　　　１１５

◎騰落レシオ（２５日）　８９.０４％（前日比２.０８％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　７勝５敗　○●○○●〇●●〇●○〇 ５８.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋０.０９％　７５日線比 ＋１.６３％


◎為替　　（対 ド ル）１００.７５（前週末比０.６２円安）
　　　　　（対ユーロ）１１３.６３（前週末比０.２２円安）

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　１６７.６円（－　　０.５円）　９５５４万株
 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　５２８.６円（－　　３.６円）　６１８９万株
 ３.ＩＮＥＳＴ＜３３９０＞　　 　７０円（＋　　 １４円）　２７４１万株
 ４.東芝　　　＜６５０２＞　３０４.６円（＋　　３.５円）　２６４２万株
 ５.神戸製鋼　＜５４０６＞　　　 ９１円（－　　　 ２円）　２５８７万株

◎売買代金上位

 １.任天堂　　＜７９７４＞ ２２８９０円（＋ 　６９０円）　　７５７億円
 ２.日経レバＥ＜１５７０＞ １０８９０円（＋ 　　５０円）　　７５２億円
 ３.トヨタ自　＜７２０３＞　 ６１００円（＋　 　７４円）　　５５６億円
 ４.ソフトＢＫ＜９９８４＞　 ６４９４円（＋　 　１３円）　　４１７億円
 ５.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　５２８.６円（－　　３.６円）　　３２６億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売８４０万株　買い１２３０万株

　本日の東京マーケットは、日経平均株価が先週末の５９円高に続いて連日の
上昇、５２円（０．３２％）高の１万６５９８円で取引終了です。週末のＮＹ
ダウは４５ドル安でしたが、円相場が１ドル＝１００．８０円前後までやや円
安に振れたことを好感した買いが入り、加えて下値では日銀のＥＴＦ買いが入
るとの思惑から下値を売り込む動きは見られず、終日小高い水準での値動きと
なっています。

　もっとも、今週は２６日（金）に注目のジャクソンホールでの米イエレンＦ
ＲＢ議長の講演が予定されており、利上げに関する見解がどうなるか内容を見
極めたいとして手控え気分は強く、売買は低調。売買代金は１兆６２７８億円
と２兆円を下回って今年６番目の低水準となっています。上海総合指数は２３
ポイント（０．７％）安の３０８４です。

　業種別では、陸運、建設、電力ガス、小売などが高く、自動車、医薬品、商
社などはしっかり。水産、鉄鋼、繊維などが下げています。

　個別銘柄では、海外旅行取扱高２位のＨＩＳが大幅高、２０５円高の２７６
０円となっています。運営するハウステンボスの１５年１０月～１６年６月期
の連結営業利益は前年同期比２４％減の５０億円でしたが、１６年９月期通期
のハウステンボスの入場者数は前年並みの３１０万人との見込みを示し、４月
の熊本地震による影響が小さいとの見方から買いが入っています。１５年１０
月～１６年６月期のハウステンボスの入場者数は前年同期比８％減の２１０万
人です。

　液晶ディスプレーや有機ＥＬディスプレー等の製造・検査関連装置を主力と
するブイ・テクノロジーが７８０円高の１万２７４０円と大幅高。海外フラッ
トパネルディスプレー・メーカーから製造装置を８０億円で受注したと発表。
業績拡大を好感した買いが入っています。

　ゲームソフトの不具合検出（デバッグ）を主力とするハーツユナイテッドグ
ループが３００円高の３９００円と大幅高。中国のゲームメーカーからデバッ
グ案件を初受注したと発表。プレイステーションＶＲ向けの案件でプログラム
の誤りを探す業務を手掛け、今後の中国事業拡大を期待した買いが入っていま
す。

　プリント基板の真空プレス機を主力とする北川精機がストップ高、８０円高
の４６５円となっています。１７年６月期の連結営業利益が前期比５．１倍の
２億８０００万円になる見通しと発表。業績のＶ字回復を期待した買いが入っ
ています。 

　ＩＴと金融を融合したフィンテック関連のさくらインターネットが大幅高、
９７円高の９４１円となっています。三菱東京ＵＦＪ銀と日立がシンガポール
でフィンテックを活用した金融システムの共同開発に乗り出すと報じられ、関
連銘柄に物色の矛先が向かっています。マネーパートナーズも４０円高の５０
９円と値を飛ばしています。

　一方、日本水産が６７円安の４５８円と大きく値を下げています。公募増資
などで最大１６７億円を調達すると発表。新株発行は最大３５２２万株で発行
済み株式総数の約１３％となり、株式需給悪化を懸念した売りが膨らんでいま
す。調達資金は新工場の建設や財務基盤の強化に充てます。


　その他、業績好調の東鉄工業が９８円高の２８８５円、三菱電機が１２．５
円高の１３３２．５円、建設向け仮設・型枠の岡部が自社株買い発表で６４円
高の８３０円、産業廃棄物処理のタケエイが５３円高の８２３円と値を飛ばし
ています。

　本日の新高値銘柄は、コムシス、森永菓、ＳＵＭＣＯ、昭和電工、東ソー、
トクヤマ、信越化学、マキタ、アドバンテスト、日立ハイテク、ニプロ・・・
等々です。




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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［野村証券］
　据置き　　　Ａ（6861）キーエンス　　　　80,000→83,000円
　据置き　　　Ａ（8113）ユニチャーム　　　 2,800→ 2,750円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　据置き　　　Ａ（7259）アイシン精機　　　 4,700→ 5,300円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ（2181）テンプＨＤ　　　　 1,900→ 2,000円
　据置き　　　Ａ（2270）雪印メグミルク　　 4,370→ 4,510円

［大和証券］
　引上げ　３→２（9984）ソフトバンク　　　　　　　 7,680円
　新　規　　　３（9551）メタウォーター　　　　　　 3,200円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎スーパー売上高
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　日本チェーンストア協会が発表した７月の全国スーパー売上高は、既存店ベ
　ースで前年同月比０．２％増と、５カ月ぶりのプラスとなりました。



◎粗鋼生産
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　日本鉄鋼連盟が発表した７月の粗鋼生産は前年同月比０．５％増で、４カ月
　連続の増加となりました。

　ちなみに「粗鋼」とは、製錬後、圧延や鍛造などの加工を施す前の鋼で、最
　終的には自動車や電気製品などの耐久消費財や建築材料となることから、粗
　鋼生産量は景気の動向を反映する指標の一つとなっています。





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【４】信用取引と信用残　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　未決済となっている建株（たてかぶ）の残高を「信用残」と呼び、カラ売り
して買い戻しされていない建株の残高を「売り残」、信用買いして売り返済さ
れていない建株の残高を「買い残」と言います。

　建株とは信用取引において未決済のものを指し、建玉（たてぎょく）とも呼
ばれ、信用取引で買う（売る）ことを「買い（売り）建てる」と言います。 

　信用取引においても普通取引と同様に買いから入る投資家が多く、信用残も
通常は買い残のほうが多いものです。ただし、その度合いは銘柄毎に異なり、
売り残・買い残の多い少ない、あるいはその変動の大きさを知るには過去の推
移と照らし合わせて見る必要があります。

　株式相場の特性の一つとして、上昇時には出来高が増えるというのがありま
す。上昇することで注目度や人気度が高まり、利益確定の売りをこなしながら
さらに参加者が増えていくことで出来高が増加します。

　信用買いするということは近い将来（６カ月以内）の先高を見込んでいるわ
けで、思惑通り株価が上昇していけば相場に参加する投資家も増え、新たな参
加者の買いに売り（反対売買）をぶつけて首尾よく利喰うというのが好事例で、
上昇傾向が続くかぎり買い残の多さは問題とはなりません。

　一方、株価上昇にともない買い残が一方的に増加した後、上昇力が鈍り上値
の重さが意識され始めると、買い残自体が相場の重し（反対売買による需給圧
迫）となります。※相場格言「人気の重みで株価が沈む」

　利用者の多い制度信用取引には６カ月の返済期日があり、期日内に思惑どお
りに利益を確保できない場合、買い方の損失確定の売り（いわゆる「投げ」）
で相場下落に拍車がかかり、投げが入って相場が底を打つケースもあります。

　ちなみに、信用取引で担保株と同一銘柄を買い建てすることを「二階建て」
と言い、思惑がはずれてその銘柄が急落した場合、大きな損失を被る恐れがあ
ります。




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【５】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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ブラジルのリオデジャネイロで、２０５カ国・地域から１万１千人を超す選手
が参加し、２８競技３０６種目で熱戦が繰り広げられた第３１回夏季オリンピ
ックが閉幕しました。日本のメダル獲得数は金が１２個、銀が８個、銅が２１
個の計４１個で、前回ロンドン大会の３９個を上回り、過去最多となりました。
いよいよ次は東京です。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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