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             ◎ ハロー株式 ◎       2023/06/13 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 本日の東京株式市場ではAI(人工知能)や半導体関連銘柄などとともに、
トヨタ自動車が早ければ2027年にも「全固体電池」を搭載した電気自動車
(EV)を投入するとの報道を受けて関連銘柄が幅広く物色されました。

 ちなみに、全固体電池とはリチウムイオン電池の液体電解質を固体に置き換
えたもので、同じ大きさなら従来のリチウムイオン電池の3倍量の蓄電が可能
で、同じ蓄電量なら大幅な小型化が可能となります。

 また、全固体電池は温度変化に強いのが特徴で、液体電解質は電池の温度が
上昇すると発火するリスクありますが、固体電解質であれば燃えにくくなり安
全性が高まります。そのため従来型で必要とされる冷却装置や発火を防ぐため
の部材(セパレーター)が不要になります。※故に小型化が可能。

 従来型に比べ充電速度が速いといった特徴もあり、テスラの「モデルY」は
約15分の充電時間で航続距離は最大260km程度ですが、全固体電池の場
合、将来的には10分以下の充電時間で航続距離は約1500kmまで伸びる
とされています。

 ただ、実用化までには解決すべき課題もあり、ひとつは現在の技術では従来
型に比べ製造コストが数倍に膨らむこと、そして充放電できる回数が少ないこ
とがあげられます。

 EVに搭載する電池としては数千回以上の充放電が可能でなければ実用に耐
えませんが、全固体電池が劣化せずに充放電できる回数は現時点で多くて数百
回程度とされています。

 ただ、こうした課題をクリアできれば、全固体電池はEV市場の状況や流れ
を一変させるゲームチェンジャーとなりえます。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.法人企業景気予測調査





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  33018.65(+584.65)△1.80%
◎TOPIX  2264.79(+ 26.02)△1.16%

◎売買高概算   14億1346万株
◎売買代金概算   4兆1489億円
◎時価総額   802兆9538億円

◎値上り銘柄数 1066  値下り銘柄数 695  変わらず 73

◎騰落レシオ(25日)102.37%(前日比3.95%低下)

◎サイコロ(日経平均) 9勝3敗 〇〇●〇〇〇〇●●〇〇〇 75.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +6.49% 75日線比 +13.81%

◎為替  (対 ド ル)139.57(前日比0.07円安)
     (対ユーロ)150.64(前日比0.41円安)

◎売買代金上位(プライム)

 1.レーザテク<6920> 22485円(+ 1325円) 2900億円
 2.ソフバンG<9984>  6310円(+  315円) 2067億円
 3.トヨタ  <7203> 2173.5円(+104.5円) 1509億円
 4.ソシオネク<6526> 23620円(+ 2740円) 1384億円
 5.アドバンテ<6857> 19245円(+  880円) 1242億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は先週末の623円の大幅高、昨日の168円高に続き、
584円の大幅高で3万33018円と3万3000円台乗せとなり、バブル
後の高値を更新。およそ33年ぶりの高値水準となっています。3日間の上げ
幅は1375円となります。新興株の値動きを示す東証グロース市場指数は9
P(0.94%)高で1024Pです。

 昨晩のNYダウは189ドル(0.5%)高。ナスダックは202P(1.
5%)の大幅高で年初来高値を更新し、東京市場も朝方から買いが先行。引き
続き外国人と見られる大口の買いが継続しており、株価上昇による株を持たざ
るリスクが意識され、国内機関投資家も買い参戦。ジリジリと上げ幅を広げて
います。

 業種別では、自動車、商社、情報通信、機械、電機、ゴムなどの上げが目立
ち、一方で紙パ、海運、電力ガスなどは下げています。


 個別銘柄では、ソフトバンクGが315円高の6310円と大幅高。生成人
工知能(AI)「ChatGPT」を開発した米オープンAIのサム・アルト
マンCEOと孫正義社長が面会し、共同で事業を模索と報じられ、材料視した
買いが膨らんでいます。

 これでソフトバンクG株は動意付く直前の5月25日の5065円から12
45円と上げ幅となっています。

 業務用食品卸最大手のトーホーが488円高の2948円と急騰。政府の旅
行支援継続やインバウンド需要の増加もあって主力の業務用食品卸売事業が伸
びて昨日に好業績を発表し、好感した買いが膨らんでいます。

 スキンケア主体の化粧品メーカーでサプリも手がけ、中国への売上が大半の
アクシージアが185円高の1405円と大幅高。越境EC(電子商取引)を
含めて中国での売上が好調に推移し、好業績を発表。好感した買いが膨らんで
います。

 その他、一押しで医療データ関連のJMDCが93円高の5943円、キャ
ッシュレス化関連のGMOペイメントゲートウェイが115円高の1万168
0円、パワー半導体の富士電機が昨日の174円高に続いて158円高の64
27円と大幅高となっています。

 本日の新高値銘柄は、熊谷組、三井製糖、森永菓、アダストリア、円谷フィ
ールズ、東急不、イビデン、HEROZ、リクルート、オークマ、森精機、ダ
イフク、セガサミー、三菱電、富士電、ソシオネクスト、ソニー、パナソニッ
ク、トヨタ自、伊藤忠、三井物、三菱商、住友不、京成、阪急阪神、ファース
トリ・・・等々です。



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【2】法人企業景気予測調査                    **
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 法人企業景気予測調査は、財務省が四半期毎に企業の収益状況や設備投資に
ついて総合的に調査を行っている「法人企業統計」の予測版の調査で、企業経
営者の景況感についてのマインド調査も行っています。

 景況感については「景況判断指数」(BSI:ビジネス・サーベイ・インデ
ックス)として示され、本日発表の2023年4~6月期(5月15日調査)
の値は下記のようになっています。

 ちなみに、BSIは自社の景況について前の四半期より「上昇」と答えた企
業の割合から「下降」の割合を引いた数値で、例えば「上昇」と回答した企業
の割合が40%、下降」と回答した企業の割合が30%だった場合、BSIは
プラス10となります。



【企業の景況判断】BSI  ※カッコ内は前回調査時の見通し。

            1~3月  【4~6月】    7~9月
           <前回調査> <現状判断>   <見通し>
    ――――――――――――――――――――――――――――
    大企業全産業        (+0.7)   (+5.2)
            -3.0   +2.7     +8.6


    ――――――――――――――――――――――――――――
       製造業        (-0.7)   (+6.0)
           -10.5   -0.4    +11.2


    ――――――――――――――――――――――――――――
      非製造業        (+1.4)   (+4.8)
            +0.6   +4.1     +7.4



 大企業全産業の現状の景況判断(4~6月)は2四半期ぶりプラス。製造業
の現状判断は3四半期連続のマイナスとなったっものの先行き(7~9月)に
ついては急回復見込み。非製造業は3四半期連続のプラスで、先行きについて
も回復が続く見通し。

 2023年度の業績および設備投資については下記のような見通しとなって
おり、コスト上昇による利益率の低下が見込まれています。



          全産業      製造業     非製造業

         (+2.6%) (+3.6%) (+2.3%)
    売上高   +2.7%   +3.5%   +2.4%

    経常利益 (-1.2%) (-3.1%) (-0.3%)
          -4.4%   -9.9%   -2.4%

    設備投資 (+9.1%)(+20.1%) (+2.9%)
         +11.2%  +21.8%   +6.6%



 尚、法人企業景気予測調査と企業短期経済観測調査(日銀短観)の調査内容
は似通っており、そのため法人企業景気予測調査は「財務省版短観」とも呼ば
れ、日銀短観の予測資料ともなっています。※日銀短観(6月調査)は7月3
日発表。




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【3】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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今晩発表の注目の5月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率は、4月の前年
比4.9%から4.1%に、食品とエネルギーを除くコア指数が4月の5.5
%から5.2%へ、それぞれ伸びが鈍化すると予想されています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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