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             ◎ ハロー株式 ◎       2020/10/16 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 十月は全国の八百万(やおよろず)の神々が、来年の天候、農作物や酒の出
来不出来、人の縁結びなど諸々の相談のため出雲へ出払ってしまいます。

 そのため十月は「神無月」と呼ばれますが、神々が集う出雲には「神在月」
(かみありつき)との呼び名があります。

 神々が出払ってしまえば地域を鎮護する神様もいなくなってしまいますが、
そこはちゃんと留守を預かる留守神様がいます。

 その代表が、七福神の一柱で、烏帽子をかぶり、肩に釣竿、大きな鯛を抱え
たご機嫌なおじさんの恵比須さま(えべっさん)です。恵比須さまは、海と漁
業の神であり、農村にあっては田の神となり、商売繁盛の神でもあります。

 そして、恵比須さまを祭り、商売繁盛を祈念するのが「えびす講」で、関西
では正月十日の「十日えびす」が知られていますが、地域によって時期は様々
で、十月二十日に行うところもあります。

 なお、昔は中央の権力が及ばない異邦者のことを「えみし」とか「えびす」
と呼んでいたことから、恵比寿さまは海を渡ってきた外来の神であるとする説
もあります。

 また、恵比須さまにはいくつかの系統があり、少彦名神(すくなひこなのか
み)や事代主神(ことしろぬしのかみ)、もしくは蛭子神(ひるこのかみ)を
祭神として祀ります。

 その蛭子系恵比須の総本社が兵庫県の西宮神社で、毎年正月の十日えびすの
際は参拝の一番乗りを競う神事「福男選び」が大変有名です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.33年前の大暴落





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  23410.63(- 96.60)▼0.41%
◎TOPIX  1617.69(- 14.10)▼0.86%

◎売買高概算    9億1758万株
◎売買代金概算   1兆8586億円
◎時価総額   612兆9432億円

◎値上り銘柄数  469  ◎(年初来)新高値 31
◎値下り銘柄数 1632  ◎(年初来)新安値 24
◎変わらず     77

◎騰落レシオ(25日)107.14%(前日比1.14%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝6敗 △●〇〇●〇●●〇〇●● 41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.04% 75日線比 +1.91%

◎為替  (対 ド ル)105.26(前日比0.05円安)
     (対ユーロ)123.18(前日比0.30円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.SBG  <9984>  7023円(+    7円)  861億円
 2.ファストリ<9983> 73430円(+ 3010円)  732億円
 3.ソニー  <6758>  7603円(-  154円)  408億円
 4.ドコモ  <9437>  3881円(+    2円)  342億円
 5.任天堂  <7974> 57920円(-  660円)  340億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は96円(0.41%)安の2万3410円で取引終了
です。

 昨晩のNYダウが54ドル安となり、ナスダックも5ポイントの小幅安。こ
れを受けて東京市場も朝方はやや売りが先行して小幅安でのオープニング。

 昼からは欧州を中心に新型コロナ感染再拡大に対する警戒感が広がっている
こと、また米ギリアド・サイエンシズのコロナ治療薬「レムデシビル」がWT
Oの臨床試験で効果が見られなかったと報じられたことを嫌気し、更に週末で
ポジション調整の売りが出たことも重石となり、マイナスに転じています。

 ファーストリテイリングが1銘柄で日経平均株価を108円ほど押し上げて
おり、従いまして実体としては200円ほど相場全般安いというイメージです。

 個別銘柄では、ユニクロを展開するファーストリテイリングが3日連続高、
かつ大幅高で3010円高の7万3430円と連日で上場来高値更新。

 21年8月期の連結純利益が前期比83%増の1650億円となり、2年ぶ
りに過去最高を更新する見通しと発表。中国本土を含むグレーターチャイナが
牽引して海外で利益が倍増し、コロナによる服装のカジュアル化の流れが得意
とする普段着の需要拡大に繋がっているとしています。

 作業服・関連用品の専門チェーンのワークマンが250円高の9140円。
女性など一般客に特化した新店「ワークマン女子」を横浜市で開店。今後10
年間で400店舗の新規出店を目指すとしており、収益拡大を期待した買いが
入っています。

 富士フイルムが134円高の5466円と値を上げています。「アビガン」
について、新型コロナウイルス感染症の治療薬としての製造販売承認を厚生労
働省に申請したと発表。厚労省は有効性や安全性を審査した上で11月にも承
認する可能性があり、好感した買いが入っています。

 その他、一押しの東京都競馬が90円高の5670円、アニメ「鬼滅の刃」
アイテムの好調受けてジーンズメイトがストップ高で80円高の334円、6
~8月の営業利益が急増したことを好感して人材派遣のパソナがストップ高で
400円高の1994円。

 業績上方修正で工具・ベアリング・産業用ロボット大手の不二越が275円
高の3875円、小型自動旋盤首位で中国向け強いツガミが10円高の139
0円と年初来高値更新です。

 業種別では、証券、鉄鋼、銀行などが高く、一方で不動産、医薬品、陸運、
精密、商社、情報通信などの下げが目立ちます。

 本日の新高値銘柄は、ツガミ、ベイカレント、三井ハイテック、ジーンズメ
イト、東京都競馬、ファーストリテイ・・・等々です。




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【2】33年前の大暴落                      **
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 ニューヨーク株式市場において、過去に何度も急落したことがある10月は
「悪魔がひそむ月」と呼ばれます。

 ニューヨーク株式市場における10月の急落と言えば、世界恐慌の引き金を
引いた1929年の「暗黒の木曜日」もそうですが、1987年10月19日
の月曜日に発生した「ブラックマンデー」がよく知られています。※奇しくも
今月は当時と曜日配列が同じです。

 1985年9月、米国の財政赤字、貿易赤字のいわゆる双子の赤字を解決す
べく、ニューヨークのプラザホテルに先進5カ国の金融当局者が一堂に会しま
した。ここで、為替をドル安方向に誘導するとの合意(プラザ合意)がなされ、
それ以降、急激に円高・ドル安が進むことになります。

 1987年のアメリカ経済は金融機関の不良債権問題等で停滞しており、一
方でドル安は資本流出とインフレ進行の危険をはらんでいました。景気の下支
えのためには金利を上げにくい状況で、反面、ドル防衛のために金利引き上げ
が必要であるという難しい舵取りを任された、当時就任したばかりのグリーン
スパンFRB議長は9月、ドル防衛策として金利引き上げに動きます。

 金利の引き上げはドル安に歯止めをかけることが狙いでしたが、金利上昇が
投資と消費を抑制し、米国景気を悪化させてしまえばNY株式市場は下落し、
それがさらにドル安に拍車をかける恐れがありました。その場合、ドル安→資
本流出→金利上昇→景気悪化→株安の悪循環が懸念されます。

 そうした悪循環が引き起こされることを市場が不安視しているところへ、当
時のアメリカ財務長官の「ドル安容認」発言が伝わります。

 10月15日木曜日のNYダウは48ドルの下落、翌16日金曜日は108
ドル(約4.6%)の急落、NYダウは2247ドルにてその週を終えました。

 土日を挟み主要先進国で一番早く開く株式市場が東京です。東京株式市場は
朝方から全面安となり、前週末比620円安の2万5746円で取引を終了し
ました。

 東京市場が終わって13時間後に開く週明けのNY株式市場は、就任間もな
いグリーンスパンFRB議長の手腕が懐疑的に見られていたことや機械的に売
り注文を出すストップロス・オーダーが下落に拍車をかけ、2247ドルから
1739ドルへ、わずか1日で508ドル(22.6%)の大暴落となります。

 これが世に言う「ブラックマンデー」です。現在のダウに当てはめますと、
わずか1日で6440ドル下げたことになります。

 株安の連鎖は世界を一周。20日の東京株式市場は売り注文が殺到し、日経
平均は25746円から21910円へ、一気に3836円(14.9%)安
の暴落となります(現在は日経平均株価の1日の下落率がそこまで拡大するこ
とはシステム上ありません)。東証1部上場の銘柄のほどんどがストップ安か
売り気配のまま値が付かないという惨状でした。

 重要なのはその後の展開です。年が改まって1988年、日経平均は回復を
始め、年初に2万1000円台だった日経平均は上昇を続け、4月初めには暴
落前の高値(2万6646円)をも上回りました。その後も力強い上昇が続き、
もたついている欧米市場を尻目に日本株は独歩高の展開となっていきます。

 そしてブラックマンデーからわずか2年後の1989年の大納会、日経平均
は歴史的高値の3万8915円をつけることになります。




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【3】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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今年前半、コロナ禍によりNY株も日本株も急落しましたが、誰もが株を手放
したくなるような場面が絶好の買い場となり、相場は急回復しました。相場が
急落した場面では、米国で株式取引アプリを通じた個人投資家の新規参入が急
増し、日本では証券口座の新規開設が大幅に増加、株式投信への資金流入も続
きました。33年前のブラックマンデーの教訓が活きているのかもしれません。

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