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             ◎ ハロー!株式 ◎      2014/04/21 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 日本の2013年の自動車販売台数は537万台、アメリカのそれは日本の
3倍近い1560万台でした。中国の自動車市場はさらに大きく、昨年は日本
の4倍を超える2198万台の自動車が売れ、世界最大の自動車市場としての
地位を揺るぎないものとしています。

 世界最大の市場で開催される展示会が世界最大の規模となるのは当然で、昨
日から始まった北京自動車ショーでは世界14カ国の自動車メーカーや部品メ
ーカーなど約2000社が参加し、100を超える新型車が現地で世界初披露
されました。

 ちなみに、今の中国の自動車市場で注目度が高いのは、富裕層が好む多目的
スポーツ車(SUV)と、国策として奨励しているエコカーです。

 中国で発生しているPM2.5(微小粒子状物質)を含む大気汚染や都市部
の渋滞はどちらも深刻な状況で、ナンバープレートの取得を制限したり、ナン
バープレート末尾の数字によって市内に入れるクルマを制限するなど直接的に
大気汚染や渋滞の緩和を狙った総量規制を導入する一方で、「新エネルギー車
」と位置付ける電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の
購入を後押ししてきました。

 具体的にはEV購入者には最大で約94万円、PHV購入者には一律約55
万円という高額の補助金を出してきましたが、その効果は薄く、昨年のEVと
PHVの販売台数は1万7600台に過ぎませんでした。

 EVやPHVは車輌価格が高額なことや充電スタンドの整備が進んでいない
ことなどが原因としてあげられますが、中国政府はインフラ整備を必要としな
いハイブリッド車(HV)の購入者にも約25万円の補助金を支給したり、H
Vはナンバーを取りやすくするなどの検討を始めています。

 中国政府が補助金支給の対象としているのは現地生産車であることから、メ
ーカー各社は中国で開発・生産し中国で販売する「現地化」を一層すすめる方
針です。

 なお、中国政府はHVとPHVの新エネ車の購入を後押しし、2020年ま
でに累計で500万台の普及を目指してきたものの達成は困難な状況で、今回
HVも新エネ車の補助金の対象することで500万台という数値目標を据え置
いています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.バスケット取引とは

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  14512.38(-  3.89)▼0.03%
◎TOPIX  1171.40(-  1.97)▼0.17%

◎売買高概算  17億7902万株
◎売買代金概算  1兆3074億円
◎時価総額  416兆4552億円

◎値上り銘柄数 664  ◎(年初来)新高値 44
◎値下り銘柄数 970  ◎(年初来)新安値  6
◎変わらず   169

◎騰落レシオ(25日) 98.09%

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 ●●●●○●●○○●○● 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+0.08%   75日線比-2.62%

◎為替  (対ドル) 102.52  (対ユーロ)141.72

◎出来高上位
 1.アイフル <8515>  346円(+ 35円)166,020千株
 2.オリコ  <8585>  230円(+ 26円)121,201千株
 3.新生銀  <8303>  207円(+  8円) 92,617千株
 4.アプラスF<8589>  150円(+ 17円) 57,305千株
 5.みずほ  <8411>  201円(-  1円) 56,369千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソフトBK<9984> 7722円(+ 99円) 79,598百万
 2.アイフル <8515>  346円(+ 35円) 60,865百万
 3.日経レバE<1570> 9250円(±  0円) 55,973百万
 4.オリコ  <8585>  230円(+ 26円) 29,619百万
 5.三井住友 <8316> 4093円(- 39円) 28,668百万



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り580万株 買い440万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、前週末比3円(0.03%
)安の1万4512円で取引終了です。

 週末のNY市場はグッドフライデーで休場でしたが、円相場が1ドル=10
2.50円前後とやや円安に振れたことを好感して朝方は買いが先行。10:
14には上げ幅が133円となって1万4649円まで上昇する場面がありま
した。

 ただ、上値を積極的に買い上がる向きは限定的。海外市場の休場で外国人投
資家の参加は少なく、買い一巡後は手控え気分が強まり、引けにかけて上げ幅
を縮小。大引けは小幅ながらマイナスとなっています。そうした中にあって東
京ディズニランド&シーを運営するオリエンタルランドが4日連続高で120
円高の1万5870円と年初来高値を更新、石油精製のJXが7日連続高で1
2円高の528円と目立つ動きとなっています。売買代金は概算1兆3074
億円、上海総合指数は31ポイント安の2065です。

 業種別では、石油、紙パ、消費者金融などが高く、不動産、医薬品、鉄鋼、
海運などが下げています。

 個別銘柄では、新日石と新日鉱HDが経営統合。石油精製販売で国内断トツ
のJXが7日連続高、12円高の528円となっています。ウクライナ情勢が
緊迫化しており、原油価格が上昇するとの思惑から買いが継続しています。午
前に発表された2013年度の貿易収支で原油の輸入が高水準だったことも買
い材料となっています。出光も42円高の2210円、昭和シェルが16円高
の986円、国際帝石も46円高の1501円と値を上げています。

 アイフルが35円高の346円、アコムが28円高の390円、アプラスが
17円高の150円、オリコが26円高の230円となるなどノンバンク株が
軒並み大幅高。自民党が貸金業者に対する金利規制の緩和を検討すると報じら
れ、材料視した買いが入っています。健全経営だと認可された貸金業者に限り、
顧客から受け入れる金利の上限を現在の20%から2010年まで適用してい
た29.2%に戻すといい、金利収入の増加を期待した買いが入っています。

 スマートフォン向けなどのネット広告大手のアドウェイズが147円高の1
747円と大幅高。現状では10%の海外売上比率を3年後に30%に高める
方針と報じられ、将来的な業績拡大を期待した買いが入っています。今月4日
には中国で通信大手の中国聯通(チャイナユニコム)と組み、同社が提供する
アプリマーケット「Wo Store(ウォーストア)」に広告を配信すると
発表。海外展開を推進しています。

 補聴器シェアトップのリオンが4日連続高、52円高の1487円となって
います。14年3月期の連結純利益が前の期の2.7倍の48億円になったと
発表。従来計画54億円から下方修正しましたが、前期の期末配当を前の期比
2.5円増の17.5円(年32.5円)に増配したことで先行きの自信の表
れとして好感した買いが入っています。

 その他、東京ディズニーランド&シーを運営のオリエンタルランドが4日連
続高で120円高の1万5870円と年初来高値更新、電子制御横編み機の世
界最大手で業績上方修正の島精機が61円高の1667円、3月19日に上場
して初値769円(公開価格900円)だったJディスプレが4日連続高で7
円高の816円となって上場来高値更新、ステンレス原料のフェロニッケル製
錬で世界3位の大平洋金属が13円高の491円と上値追いの展開が継続して
います。

 本日の新高値銘柄は、国際帝石、前田建設、日清食、信越化学、オリエンタ
ルランド、ドクターシーラボ、大平洋金属、ハイデイ日高、カナモト・・・等
々です。




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【2】主な材料                          **
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・13年度の貿易赤字、過去最大の13.7兆円 円安で

・3月の貿易赤字は過去4番目の大きさ 燃料輸入増加で

・3月のスーパー売上高、1989年3月以来の高い伸び

・1~3月の個人資金需要、住宅ローンなどで過去最高に

・安倍首相、靖国神社の例大祭で参拝見送り 供物を奉納

・自動車の世界耐久選手権、トヨタのHVが1位2位独占

・アジア、2022年に貧困を脱する アジア開銀が予想

・米、高格付け社債の発行増加 1~3月 安全志向背景




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【3】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A(3092)スタートトゥデイ  3,200→ 3,000円
 据置き   A(3382)セブン&アイHD      4,800円
 据置き   C(9983)ファーストリテ      20,000円

[UBS証券]
 引上げ B→A(7752)リコー       1,180→ 1,550円
 据置き   A(6645)オムロン          4,600円
 据置き   B(5423)東京製鐵           590円

[ゴールドマンS証券]
 新 規   A(6740)ジャパンディスプレイ    1,100円
 据置き   A(7203)トヨタ           7,300円

[バークレイズ証券]
 引上げ B→A(6269)三井海洋開発        2,850円
 引上げ B→A(9069)センコー           540円
 引上げ B→A(9076)セイノーHD        1,200円
 引下げ A→B(1963)日揮            3,850円
 据置き   C(2267)ヤクルト      4,010→ 4,130円

[みずほ証券]
 据置き   A(2432)DeNA      2,700→ 2,500円
 据置き   B(3632)グリー       1,000→ 1,100円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】バスケット取引とは                     **
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 前場引け後のバスケット取引で買い決め優勢と伝わり、午後の相場は堅調に
推移・・といった市況解説を目にしたことがあるかと思います。

 バスケット取引とは、多数の銘柄の注文をまとめて取引を執行することで、
一つのバスケット(かご)に商品をまとめて一括して取引するようなイメージ
からこのように呼ばれます。

 一般的には15銘柄以上かつ売買代金が1億円以上の大口取引で、機関投資
家が保有銘柄を入れ替える時などに買いたい(売りたい)複数の銘柄について
価格を指定して、通常は前場終了後の昼休みなどの立会時間外に証券会社に発
注します。

 注文を受けた証券会社は、後場に機関投資家の買い(売り)に対して自社の
自己売買部門が売り(買い)向かうことにより取引を成立させます。

 このような取引形態から「売り決め・買い決め」と表現され、大口の取引で
あることから市場の流れに影響を与えるケースが少なくなりません。

 前引け後の時間外に行われるバスケット取引で「買い決め(機関投資家の買
い・証券会社の自己売買部門の売り)」が多ければ後場は堅調に推移する傾向
があり、反対に「売り決め(機関投資家の売り・証券会社の自己売買部門の買
い)」が優勢だったとして午後の相場が弱含むケースもあります。

 バスケット取引の詳細な情報は開示されていませんが、その動向(推測)は
市場ニュースとして流れます。また、注文を受け約定を成立させる証券会社が
価格変動リスクを避けるために先物でまとまった売買注文を入れることが多い
ことから、午後の取引開始直後の株価指数先物を見て、昼休みのバスケット取
引で売り買いどちらが優勢だったかをある程度推測できることもあります。

 ちなみに、バスケット取引を含む時間外取引は、年度初めの4月から6月に
かけて増加する傾向があります。




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【5】編集後記                            mailto:aqua@aqua-inter.com
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今週後半から2014年3月期決算企業の決算発表が本格化し、土曜日にはゴ
ールデンウィークがスタート。また水曜日にはオバマ大統領が2泊3日の予定
で来日します。大統領の来日中は都心は厳戒態勢となり、主要駅のコインロッ
カーは使用中止、一般道では時間によって都心に入る車が規制されたり、首都
高では大規模な交通規制が敷かれますが、TPP交渉に急転直下の進展がある
のかについても注目されます。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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