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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」

       独自の観点でaquaがやさしく解説します。



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             ◎ ハロー!株式 ◎      2015/01/22 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 今日の関東地方は冷たい雨が降り、春の気配など感じられませんでしたが、
日本の桜前線が始まる町として知られる沖縄県本部(もとぶ)町では、早咲き
のカンヒザクラが開花し、すでに17日から桜まつりが開幕しているそうです。
今は寒いこの地も、もう少し待てば間違いなく春がやってきます。


 ところで、本誌有料版でも度々取り上げてきた8113のユニチャームが本
日、昨年9月の株式分割後の高値を更新しました。(下記「相場概況」をご参
照ください。)
 
 ちなみに、ユニチャームの過去最高値は2010年7月につけた1万068
0円ですが、当時ユニチャームを1万円×1千株=1千万円で購入した人が現
在まで売らずに保有していれば、その資産価値は本日終値(3099円)で計
算しますと2789万円、2.7倍超となっています。

 その訳は株式分割にあります。ユニチャームは2010年10月に1株を3
株に、昨年10月にも1株を3株にする株式分割を実施しています。

 これにより、2010年10月以前に購入した1千株は、まず3千株になり、
そして昨年の分割で9千株に増えたことになります。つまり1万円×1千株=
1千万円の資産が、今現在は3099円×9千株=2789万円になっている
という訳です。

 現在の株価は数値上の最高値の3分の1以下の水準ではありますが、資産価
値が2789万円であれば、それは2万7890円×1千株と等しく、ユニチ
ャームの株価は実質的には史上最高値圏にあります。これが中長期投資の果実
です。
 
 

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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.売りやすい相場は高い

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  17329.02(+ 48.54)△0.28%
◎TOPIX  1389.43(-  1.18)▼0.08%

◎売買高概算   19億7108万株
◎売買代金概算   2兆0507億円
◎時価総額   500兆4585億円

◎値上り銘柄数 724  ◎(年初来)新高値 69
◎値下り銘柄数 988  ◎(年初来)新安値 12
◎変わらず   149

◎騰落レシオ(25日) 95.46%

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●○○○●●○●○○●○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均) 25日線比+0.39%  75日線比+3.57%

◎為替  (対ドル) 118.27  (対ユーロ)137.05

◎出来高上位

 1.三井住友建<1821>  173円(-  14円)143,307千株
 2.みずほ  <8411> 196.0円(±   0円) 71,860千株
 3.ユニチカ <3103>   56円(+   1円) 56,699千株
 4.神戸製鋼 <5406>  200円(-   3円) 46,375千株
 5.三菱UFJ<8306> 614.7円(- 5.9円) 43,069千株


◎売買代金上位
                                  (円)
 1.日経レバE<1570>12890円(+  60円) 91,024百万
 2.ソフトBK<9984> 7056円(+ 192円) 76,970百万
 3.トヨタ自 <7203> 7585円(-   3円) 53,274百万
 4.ソニー  <6758>2610.5円(+ 13円) 33,895百万
 5.OLC  <4661>30610円(-1710円) 31,635百万



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り540万株 買い870万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、前日比48円(0.28%
)高の1万7329円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが39ドル高となり、円相場も1ドル=118円台乗せとな
るなど円安に振れたことを好感して朝方から買いが先行。9:16には上げ幅
が75円となって1万7355円まで上昇する場面がありました。ただ、買い
一巡後は今晩に注目の欧州中央銀行(ECB)の理事会の結果発表を控え、加
えて国内企業の第3四半期決算発表本格化を前に手控え気分が強まり、1万7
300円と中心に狭いレンジ内でもみ合う展開となっています。売買代金は概
算2兆507億円、売買高は19億7108万株と今年最少です。上海総合指
数は19ポイント高の3343です。

 業種別では、石油、紙パ、情報通信、食品、非鉄などが高く、水産、ゴム、
不動産、電機、精密などが下げています。

 個別銘柄では、明治HDが110円高の1万2200円と4日連続高となっ
て上場来高値を更新、カルビーも80円高の4480円、日ハムは45円高の
2943円、グリコが160円高の4840円、ハウス食が37円高の218
7円、日清粉も20円高の1290円、キューピーも33円高の2646円と
値を上げ、いずれも昨年来高値を更新しています。

 欧州中央銀行(ECB)理事会やギリシャの総選挙を控えて世界経済の先行
き不透明感が高まる中、デフレ下でも着実に価格転嫁を進め、業績に安定感の
あるディフェンシブ銘柄として物色の矛先が向かっています。

 配当利回りが4%程度と高い三井物産が9円高の1557円、同じく住友商
事も18円高の1192円、3%程度のNTTドコモが1.5円高の1981
.5円となるなど高配当利回り銘柄の一角に物色の矛先が向かっています。配
当利回りの高さに着目した個人投資家が少額投資非課税制度(NISA)枠を
活用して長期の資金を振り向けています。

 DMG森精機が139円高の1508円と大幅高。持ち分法適用会社の独D
MG MORI SEIKIに対して株式公開買い付け(TOB)を実施して
買収を目指すと発表。出資比率は現在24.3%ですが、これを50%超から
100%に引き上げる模様です。事業連携強化による業績拡大を期待した買い
が入っています。

 ユニ・チャームが4日連続高で21.5円高の3099.5円と値を上げ、
株式分割後の高値を連日で更新。同社は昨年9月末に1→3の株式分割を実施
しています。中国で紙おむつ「マミーポコ」を投入し、生理用品「ソフィ」な
どの販売も順調、そして東南アジアでも紙おむつの販売が伸びており、好業績
を好感した買いが継続しています。

 その他、軽井沢などプリンスホテルを展開する地方創生関連の西武HDが2
9円高の2996円と値を上げて連日で上場来の高値を更新、旅客機用の化粧
室・厨房設備で世界大手でボーイング関連のジャムコが105円高の3295
円、椿山荘と太閤園を擁する藤田観光が12円高の419円と連日で昨年来の
高値を更新しています。

 本日の新高値銘柄は、前田道、東洋建、ライト工、日清粉、山パン、カルビ
ー、明治HD、キューピー、ハウス食、コスモス薬品、花王、理研ビタミン、
日東電工、ユニチャーム、H2O、西武HD、JR東海、藤田観光・・・等々
です。



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【2】主な材料                          **
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・日銀、景気判断を据え置き 1月の金融経済月報

・個人向け・企業向け資金需要がともに改善 日銀

・アイシン精機、米国のユーザーが集団訴訟を提起

・14年の民生用電子機器出荷額、4年連続の減少

・14年のパソコン出荷台数は2年連続の前年割れ

・1月第2週の部門別動向、海外勢3週連続売り越

・森精機、資本提携先をTOB 最大2200億円

・米MS、Win10を無償提供 7以降利用者に




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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 引上げ B→A(8303)新生銀行       257→   260円

[野村証券]
 据置き   A(5334)日本特殊陶     3,600→ 4,150円
 据置き   A(6479)ミネベア      1,710→ 2,080円
 据置き   A(6594)日本電産      6,850→ 8,400円

[SMBC日興証券]
 新 規   A(6758)ソニー           3,200円

[みずほ証券]
 据置き   A(9684)スクウェアエニ   2,800→ 3,000円
 据置き   A(9793)ダイセキ      2,350→ 2,300円

[大和証券]
 新 規   1(5423)東京製鉄          1,100円
 新 規   2(5440)共英製鋼          2,650円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】売りやすい相場は高い                    **
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 下げてきたから買いたいと思うが、もうちょっと下がりそうなのでもっと安
い値段で注文を出してみようと、難しい値段(かなり安い価格)で買い注文を
出したらあっさり約定してしまい、「えっ?!」と思った経験はないでしょう
か? 大概そんな時にはもっと安値があるものです。

 逆に、ここまではすぐには上昇しないだろうと思った値段で売り注文を出し
てみたらすんなり売れてしまったというケースも少なくありません。そんな時
の相場はさらに高い水準までするすると上昇してしまうものです。

 これが「買えば下がり、売れば上がる」の法則です。安く買えるのは相場が
弱いからであって、相場が安くなるのにはそれなりの理由があります。高く売
れたのは相場が強いからであり、強い相場には相応の理由があります。

 安値から見ればかなり上がってしまい、買いにくいなと思う銘柄ほどよく上
がるといったことはよくあることで、単に上がった下がったということのみで
判断するのは誤りの可能性があります。

 こうした相場の真理と投資家の心理を、昔の相場師は下記のような格言にし
て伝えています。


 「買いやすい相場は安く、売りやすい相場は高い」

 「売りにくい相場は安く、買いにくい相場は高い」

 「売りがたきところが下がり、買いがたきところが上がると知るべし」



 ただ、欲張ったり怖がってばかりいてはチャンスを逸することにもつながり
ますので、上記のようなことを想定しつつ相場に臨むことが肝要です。




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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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ECB理事会などのイベントを控えて日経平均株価は小動きとなっていますが、
上昇中の5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロスが視野に入っ
てきました。もちろんこれも強気のサインで、相場がこの先堅調に推移すれば
さらに多くの強気サインが点灯します。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =9年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2014 http://melma.com/contents/moy2014/
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 7年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2014
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     http://www.mag2.com/events/mag2year/2014/free/index.html

   「ハロー!株式」 総合大賞 第2位



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