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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 「有望銘柄の紹介」と「分かり易い解説」で大好評! ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』のお申込み・詳細は → https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー!株式 ◎ 2016/04/26 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 「ルイ・ヴィトン」が旅行用大型カバン製造・販売を開始したのは1850 年台の半ばで、その頃のヴィトンのカバンは灰色のキャンバス地で覆われた至 ってシンプルなものだったそうです。 1867年にパリで行われた万国博覧会に出品したことによって、ルイ・ヴ ィトンは世界的な評価を得、ビジネスを拡大していきますが、同時にコピー商 品も出回るようになります。 そこで模造品対策として考え出されたのが「ダミエライン」と呼ばれる格子 柄です。 その後、ダミエラインもコピー商品に悩まされるようになり、次に考え出さ れたデザインが、今ではヴィトンの代名詞ともなっている「モノグラム」です。 ちなみに、ヴィトンが出品した1867年のパリ万博には日本からも幕府や 薩摩藩が出品したこともあって、その頃のヨーロッパでは日本ブーム(ジャポ ニズム)が巻き起こっていました。 そのような時代的な背景の中で、ヴィトンのダミエラインは日本の伝統柄で ある市松模様、星と花の柄にイニシャルを組み合わせたモノグラムのデザイン はパリ万国に出品した幕府(徳川家)や薩摩藩(島津家)の家紋の影響を強く 受けたとされています。 昨日決定した2020年東京五輪・パラリンピックの新たな大会公式エンブ レム(組市松紋)を見て、上記の話を思い出しました。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.二つのアプローチ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 17353.28(- 86.02)▼0.49% ◎TOPIX 1391.69(- 10.14)▼0.72% ◎売買高概算 22億2042万株 ◎売買代金概算 2兆0804億円 ◎時価総額 515兆6380億円 ◎値上り銘柄数 417 ◎(年初来)新高値 30 ◎値下り銘柄数 1424 ◎(年初来)新安値 10 ◎変わらず 107 ◎騰落レシオ(25日) 98.70%(前日比11.59%低下) ◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●○○○●●○○○○●● 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +4.37% 75日線比 +3.99% ◎為替 (対 ド ル)110.76(前日比0.45円高) (対ユーロ)124.75(前日比0.41円高) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 179.0円(- 3.8円)21249万株 2.三菱自 <7211> 434円(- 46円)18304万株 3.三菱UFJ<8306> 560.9円(- 20.7円) 9806万株 4.神戸製鋼 <5406> 118円(- 3円) 8231万株 5.東芝 <6502> 241.9円(- 4.1円) 4619万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 12190円(- 150円) 1548億円 2.三菱自 <7211> 434円(- 46円) 852億円 3.三菱UFJ<8306> 560.9円(- 20.7円) 548億円 4.トヨタ <7203> 5949円(- 43円) 460億円 5.みずほ <8411> 179.0円(- 3.8円) 378億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1080万株 買い970万株 本日の東京マーケットは、日経平均株価が86円(0.49%)安の1万7 353円で取引終了です。 昨晩のNYダウは26ドル安で材料難の中、前週末までの上昇で警戒感が意 識されており、朝方から売りが先行。12:35には下げ幅が238円となる 場面がありました。28日昼ごろの日銀金融政策決定会合の結果発表、加えて 28日早朝の米FOMCの結果発表を控えて様子見姿勢も強まっています。も っとも、売り一巡後は先高期待からの一部押し目買いも入り、引けにかけては 幾分下げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆804億円、上海総合指数 は18ポイント(0.6%)高の2964です。 業種別では、紙パ、水産、食品、石油、空運などが高く、海運、鉄鋼、銀行、 証券、不動産、自動車、非鉄などが下げています。 個別銘柄では、陶器瓦専業メーカー最大手で三州瓦主体の鶴弥が57円高の 492円と13%の大幅高。4年ぶりの高値水準まで上昇しています。17年 3月期の税引き利益計画を前期比2.5倍の6億2千万円と発表し、業績好調 を好感した買いが入っています。熊本地震以降、上昇に弾みが付いています。 電解還元整水器首位の日本トリムが490円高の6200円と大幅高で昨年 来高値更新。政府や医療機器メーカーが連携し、16年度中に中国で生活習慣 病の治療に主眼を置いた病院を開くと報じられ、三菱商事などと日本トリムも 参画する見込みであり、材料視した買いが入っています。 HDD用など精密小型モーター世界首位の日本電産が314円高の8164 円と値を飛ばしています。17年3月期の連結営業利益を前年比4.4%増の 1300億円と4期連続の最高益計画としており、想定為替レートは1ドル= 110円で円高環境下でも最高益計画としていることで好感した買いが入って います。 その他、ポッキーやプリッツの江崎グリコが130円高の5450円、調味 料国内最大手の味の素が46円高の2626円、アパレルのルックが16円高 の172円、事務用品最大手のコクヨが136円高の1479円、1株→2株 の株式分割発表の壱番屋が400円高の7050円。 ベビー・子供衣料の西松屋が31円高の1260円と上値追いの展開継続、 地図情報のゼンリンも72円高の2431円、日本最古のレコード会社の日本 コロンビアが18円高の460円、臨床検査のBMLが120円高の4765 円と値を飛ばしています。FAセンサーのキーエンスは620円高の6万71 80円と年初来高値更新です。 本日の新高値銘柄は、宝HD、カゴメ、薬王堂、BML、日本トリム、キー エンス、西松屋、しまむら、東急電・・・等々です。 ◇◆ 有望銘柄の紹介や投資ノウハウの提供で大好評! ◆◇ 『アクア・スペシャル版』 お申し込みは → https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 据置き A(6902)デンソー 6,200→ 5,600円 [クレディS証券] 引下げ A→B(5726)大阪チタ 4,900→ 1,700円 引下げ A→B(5727)邦チタ 1,800→ 740円 据置き C(6727)ワコム 390→ 380円 [モルガンSMUFJ証券] 引上げ B→A(5631)日本製鋼 440→ 470円 [野村証券] 据置き A(6506)安川電機 1,650→ 1,550円 据置き A(6762)TDK 9,800→ 9,100円 据置き A(6981)村田製作所 20,500→19,000円 据置き A(9603)HIS 4,700→ 3,800円 [SMBC日興証券] 据置き A(4684)オービック 6,500→ 6,800円 据置き A(7606)Uアローズ 5,700→ 5,900円 [大和証券] 引下げ 3→4(4516)日本新薬 4,400→ 4,500円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】二つのアプローチ ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 相場の先行き、持っている株が上がるのか下がるのか、あるいは買いたい株 の今後はどうなのか、投資家にとって先行きを占うのは永遠の課題です。 株価について考える際に、水準に重きをおくか、変化そのものに重きをおく かという二つのアプローチの仕方があります。 業績などの裏づけによって適正な水準に株価は近づくとするのが、水準論か ら見た株価の検証法で、一般的に「ファンダメンタルズ分析」と呼ばれます。 ちなみに、売上高や利益、資産価値など、企業の価値を評価する基礎的な財 務データのことを「ファンダメンタルズ」と言います。 「株価は経済の鏡」と言われますように、株価の基となる企業業績は景気動 向はもちろんのこと、業界動向、為替や金利動向などにも影響されます。また、 新商品の発表や合理化への取り組みなども企業業績を左右しますので結果とし て株価を動かす材料となります。 これらのことは常に変化しており、それによって株価が左右されることにな ります。こういった観点から将来の変化を予想し株価の適正水準を探るのがフ ァンダメンタルズ分析です。 しかしながら、将来の価値の変化を正確に予測するのは困難なことであり、 さらには計算された数値よりも情緒に左右されがちな投資家心理に株価が影響 を受けることによって、相場は時に行き過ぎ、時に理屈では説明し難い動きを 見せることもあります。 そういったことを踏まえ、変化そのものから相場の動きを捉えようとするの が「テクニカル分析」です。 テクニカル分析では、株価はファンダメンタルズや投資家心理を色濃く反映 しているという考え方が根底にあり、過去の相場パターンや傾向を観察し、経 験則にもとづいて今後の株価がどのように動くかを類推します。 ファンダメンタルズは株価の基であり、投資家動向にも影響するわけですか ら軽視することはできません。加えて、先行きどう動くかが投資の成否に関わ ってくる以上、テクニカル分析も重要です。 二つの手法は、どちらか一方を使えば良いというものではなく、二つの手法 を活用することによって、相場を正しく理解し、そのことによって落ち着いて 株式投資が行えるようになり、大きな利益に近づくことができます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【4】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ファナックやパナソニックなど主要企業の決算発表、米連邦公開市場委員会( FOMC)の結果発表、日銀金融政策決定会合の結果発表、米1~3月期GD P速報値の発表など、大型連休を前に重要イベントが目白押しで、否が応でも 様子見姿勢が強まりやすい時期です。尚、本誌朝刊では週間の予定等を掲載し ておりますので是非ご活用ください。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 8年連続で『総合大賞』 06年~07年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2015/ ◎まぐまぐ大賞 2015  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 投資・資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2015/page/cate05/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━