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■□    女性のための株式投資       2018/02/05 夕刊 VOL.8962
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こんばんは。aquaです。

 先週末のNYダウは金利の上昇を嫌気して665ドル安と過去6番目の下落
幅となりました。

 ちなみにNYダウが過去最大の下落幅を記録したのは08年9月29日です。

 その少し前の9月15日にリーマン・ブラーザーズが経営破たんし、瞬く間
に世界中に危機が伝搬。28日にはベルギー・オランダ系金融グループのフォ
ルティスが経営危機で国有化、29日には英政府が英銀ブラッドフォード&ビ
ングレーの国有化を発表し、同日には米銀ワコビアの経営が立ち行かなくなり
ました。

 そうした中で、米政府は金融危機のさらなる拡大を阻止するため公的資金で
米金融機関の不良債権を買い取ることを定めた「金融安定化法案」を準備し、
29日の下院で採決にかけましたが、結果は賛成205:反対228でまさか
の否決。

 これにより売りが殺到しNY株は急落。ダウは取引終了時間から15分経っ
ても終値が確定しない異常事態となり、同時多発テロやそれ以前の幾多の危機
を上回る過去最大の下げ幅(777ドル安)を記録しました。

 ちなみに、先週末のダウの下げ幅は、08年9月29日に記録した過去最大
の下げ幅と100ドル程度しか違いはありません。しかし、相場の水準が違う
ため、下落率で比較すると08年9月29日が6.98%安だったのに対し、
先週末は2.54%下げたに過ぎません。

 先週末のダウの下落幅は08年12月1日(679ドル安)以来、9年2カ
月ぶりの大きさでしたが、2%半ばの調整はわりと頻繁に発生しています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.適温相場






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22682.08(-592.45)▼2.55%
◎TOPIX  1823.74(- 40.46)▼2.17%

◎売買高概算   18億8189万株
◎売買代金概算   3兆5671億円
◎時価総額   676兆8893億円

◎値上り銘柄数  118   ◎(昨年来)新高値 111
◎値下り銘柄数 1930   ◎(昨年来)新安値  12
◎変わらず     17

◎騰落レシオ(25日) 95.49%(前日比5.41%低下)

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 〇〇〇●●●●●●〇●● 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -3.63% 75日線比 -0.43%


◎為替  (対 ド ル)110.01(前週末比0.24円安)
     (対ユーロ)136.99(前週末比0.31円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 204.9円(-  2.7円)18240万株
 2.三菱UFJ<8306> 820.9円(- 24.5円)10577万株
 3.日経Wイン<1357>  1277円(+   59円) 4327万株
 4.東芝   <6502>   314円(-    6円) 3812万株
 5.野村   <8604> 694.8円(- 10.8円) 2922万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 20570円(- 1090円) 2295億円
 2.ソニー  <6758>  5568円(+   83円) 1450億円
 3.任天堂  <7974> 46910円(-  260円) 1153億円
 4.三菱UFJ<8306> 820.9円(- 24.5円)  866億円
 5.トヨタ  <7501>   125円(-  125円)  624億円



◆相場概況


 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、592円(2.55%)安
の2万2682円で取引終了です。16年11月9日に米大統領選で共和党候
補のドナルド・トランプ氏が優勢と報じられ、これを嫌気して919円安とな
って以来、約1年3ヶ月ぶりの大きさとなります。

 週末のNYダウが過去6番目の下げ幅となる665ドル安となったことを受
けて東京市場も朝方から幅広い銘柄に売りが優勢。13:04には下げ幅が6
15円となる場面がありました。引けにかけては幾分下げ幅を縮小したものの、
香港、台湾、韓国、インドなどアジア市場が大幅安となっているのを横目に、
また今晩のNY市場を見極めたいとして買い手控え気分は強く、ほぼ終日安い
水準での値動きで推移しています。売買代金は3兆5671億円、上海総合指
数だけは25ポイント(0.7%)高の3487です。

 業種別では、33業種全て下落。特に、石油、非鉄、紙パ、機械、不動産、
食品、陸運、精密などの下げが顕著です。

 個別銘柄では、相場全般大幅安の中にあって、ソニーが4日連続高で83円
高の5568円となっています。先週末の引け後に18年3月期の連結純利益
が前期比6.5倍の4800億円になる見通しと発表。従来計画から1000
億円の上方修正となり、好感した買いが膨らんでいます。 

 ホンダも81円高の3971円と逆行高。18年3月期通期の連結純利益が
前期比62%増の1兆円になる見通しと発表。従来計画5%減の5850億円
からの大幅上方修正を好感した買いが膨らんでいます。 

 20~30代女性向け美容関連情報サイト「アットコスメ」を運営するアイ
スタイルが大幅高、259円高の1371円と株式分割考慮後で上場来の高値
となっています。化粧品の電子商取引(EC)向け販売が国内や中国で伸び、
17年7~12月期の連結純利益が前年同期に比べ47%増加しています。

 機械・セメント・化学・医薬など多角展開し、ナイロン原料で世界大手の宇
部興産が160円高の3410円と値を上げています。17年4~12月期の
連結純利益が266億円と前年同期比77%の大幅増となり、好感した買いが
入っています。通期利益計画に対する進捗率は9割を超えており、これから増
額修正をしてくる可能性が高いです。 

 一押しで冷凍機油原料で世界的高シェアを有するKHネオケムが本日も上昇。
8日連続高で10円高の3315円となっています。「オキソ技術」と呼ばれ
る製造方法をコア技術として各種化学製品を手掛けている同社。世界的に高シ
ェアを有する冷凍機油原料、また化粧品原料の需要拡大で業績好調であり、先
高期待からの買いが継続しています。

 その他、がん免疫薬「オプジーボ」の小野薬が4円高の2791円と昨年来
高値更新、病院向け生体情報モニターの日本光電が好業績発表で341円高の
2890円、グンゼが筆頭株主で繊維を中心とする専門商社のGSIクレオス
が決算発表を好感して275円高の1894円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、ミライト、三重交通G、アイスタイル、KHネオケム、
小野薬、ユーシン精機、リオン、日本光電、ショーワ、テレビ東京・・・等々
です。




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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(3626)TIS       4,500→ 5,000円
 据置き   A(4042)東ソー       2,900→ 3,100円
 据置き   A(4183)三井化学      4,000→ 4,100円
 引上げ B→A(4208)宇部興産      3,500→ 4,010円
 据置き   A(4626)太陽HD      6,250→ 6,400円
 据置き   A(4708)りらいあ      1,440→ 1,490円
 据置き   A(6503)三菱電機      2,300→ 2,500円
 据置き   A(6758)ソニー       6,300→ 7,200円
 据置き   A(6902)デンソー      7,400→ 7,900円
 据置き   A(6963)ローム      13,000→14,000円
 据置き   A(7259)アイシン精機    7,100→ 7,600円
 据置き   A(8001)伊藤忠       2,370→ 2,830円

[みずほ証券]
 据置き   A(2810)ハウス食品     4,300→ 4,550円
 引上げ C→B(6988)日東電工      9,100→ 9,600円
 据置き   C(2168)パソナ        880→ 1,000円


[大和証券]
 据置き   1(4768)大塚商会     10,400→11,600円
 引下げ 2→3(2222)寿スピリッツ    5,000→ 6,150円
 引下げ 2→3(9831)ヤマダ電機      630→   680円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎財新非製造業PMI
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 中国メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが発表した中国の1月
 の非製造業(サービス部門)PMIは前月比0.8ポイント上昇の54.7
 と、12年5月以来5年8カ月ぶりの高水準を記録しました。





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【4】適温相場                          **
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 「3匹の熊」というイギリスの童話にはゴルディロックスという名前の少女
が登場し、3種のお粥の中からちょうどよい温度のものを選ぶという話から、
ゴルディロックスはちょうどよい程度・適温を表す語句として使われてきまし
た。

 経済分野では、熱すぎず冷たすぎずちょうど良い状態で成長する経済、景気
の拡大と低金利が両立する経済を指して「ゴルディロックス(適温)経済」と
言い、本誌でも2010年頃から度々登場しています。


 ところで、相場上昇時には「金融相場」と「業績相場」の二つの局面があり
ます。

 景気や企業業績が低迷する中、中央銀行が景気刺激のために金融緩和で金利
を低めに誘導し、結果として「カネ余り」(過剰流動性)の状態となり、溢れ
たマネーが株式市場に流入して株価を押し上げます。これが「金融相場」です。

 その後、金融緩和の効果で景気が回復し、企業業績が改善に向かう段階の株
高が「業績相場」です。景気回復に伴い金利も上昇に転じますが、企業業績の
拡大が金利上昇のマイナス面を吸収します。

 それぞれの局面において、株価と金利と企業業績の関係を表せば下記のよう
になります。

          <株価> <金利> <業績>

   「金融相場」  上昇   低下   低迷

   「業績相場」  上昇   上昇   改善


 今回は上記の間に「適温相場」が長く続きました。「適温相場」とは景気拡
大や企業業績の回復が続くのと同時に金利は低水準に据え置かれ(ゴルディロ
ックス経済)、投資家にとって居心地のよい状態で相場上昇が続くことを言い
ます。

   「適温相場」  上昇  低位安定  改善


 トランプ大統領の登場以降、急ピッチの上昇が続き、いずれ調整は必要だろ
うと思われていた中で、先週末のNY市場では強い内容の経済指標を受けて金
利が上昇し、金利が上昇すれば適温相場の条件が崩れるとの警戒感が売りにつ
ながっています。

 しかしながら、景気が拡大し、企業業績も改善、物価にも上昇の兆しがあら
われたとなれば金利の上昇は不可避です。一時的にショック安となる場面があ
りますが、「金利が上昇するほど景気が良い」との捉え方に変わり、再び相場
が上昇に転じるというのが通常の相場サイクルです。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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本日は東証1部上場銘柄の約93%が下落する全面安の商状で、日経平均は昨
年末の水準(2万2764円)を下回り、年初来のパフォーマンスがマイナス
に転じました。今晩のNY市場の動きに注目が集まります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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