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こんにちは。aquaです。

 きょうは統計の重要性を国民によく理解してもらうために設けられた「統計
の日」です。

 日々様々な統計を見聞きしますが、統計データがすべて客観的かつ有用とは
言えず、望む結果を導きだすための作為を持って偏ったデータを抽出すれば印
象を操作することも可能です。

 マーク・トウェインが19世紀のイギリスの首相ベンジャミン・ディズレー
リの言葉として紹介した「嘘には三種類ある。嘘、大嘘、そして統計だ。」も
そのことを指摘しています。

 黒豆と白豆の入った大きな樽の中の、黒豆と白豆の割合を調べるにはすべて
数えるのが最も確かなやり方ですが、それでは時間も手間もかかるため、樽か
らある程度の量を取り出して割合を調べるのが一般的です。

 いわゆるサンプル調査で、黒豆と白豆がよく混ざり、散らばり具合が均一で
あれば一握りの豆でかなり正確におおよその全体象を把握することができます
が、黒豆の層や白豆の層からサンプルを取り出したり、わずかな量で全体を測
ろうとすればデータの正確さは失われます。

 ネット上のアンケート調査で「〇〇な人が8割」などいう結果が出ましても
インターネットをよく利用する人で、そのアンケートに触れる機会があり、自
己申告をいとわなかった人に限られた意見とみなすことができます。

 官僚が持ち出す統計データの中には、嘘ではないにしても、政策実現のため
に都合の良いデータを選んで見せているケースがあるかもしれません。

 作為や主観によって統計データが影響される恐れはありますが、だからと言
ってすべての統計データが当てにならないというわけではありません。相場は
統計データによっても動きます。

 全体を推測し、判断の基となる仮説をたてるには統計データは必要不可欠な
ものです。



……………………………………………………………………………………………
 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.貿易統計






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22658.16(-182.96)▼0.80%
◎TOPIX  1704.64(-  9.23)▼0.54%

◎売買高概算   12億2855万株
◎売買代金概算   2兆2700億円
◎時価総額   634兆3418億円

◎値上り銘柄数  709   ◎(年初来)新高値 14
◎値下り銘柄数 1313   ◎(年初来)新安値 26
◎変わらず     87

◎騰落レシオ(25日) 105.21%(前日比4.20%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇●●●●〇●〇●〇〇● 41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -3.12% 75日線比 -0.37%


◎為替  (対 ド ル)112.49(前日比0.26円安)
     (対ユーロ)129.17(前日比0.60円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 193.4円(+  0.2円)10269万株
 2.シンバイオ<4582>   236円(-   20円) 7495万株
 3.三菱UFJ<8306> 692.2円(+  2.4円) 4897万株
 4.スルガ銀 <8358>   529円(-   29円) 2640万株
 5.シノケンG<8909>   932円(-  195円) 2072万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 20610円(-  330円) 1420億円
 2.ソフトBK<9984>  9648円(-  142円)  690億円
 3.ファストリ<9983> 55830円(-  800円)  500億円
 4.任天堂  <7974> 39640円(-  130円)  412億円
 5.トヨタ自 <7203>  6641円(+   29円)  412億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに下落、182円(0.8
0%)安の2万2658円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは91ドル安でしたが、円相場が1ドル=112.60円前
後の円安に振れたことを好感して朝方は買いがやや先行。9:50には上げ幅
が32円となる場面がありました。ただ、その後は上海市場が大きく下げるな
どアジア主要市場が軒並み下落していることを横目に徐々に売りが優勢となり、
引けにかけて下げ幅を広げています。売買代金は2兆2700億円、上海総合
指数は75ポイント(2.9%)安の2486です。

 業種別では、紙パ、電力ガス、不動産、空運、陸運などが高く、一方で石油、
機械、電機、鉄鋼、非鉄、建設などが下げています。

 個別銘柄では、第一三共が32円高の4510円と値を上げています。白血
病を対象に開発中の抗がん剤「キザルチニブ」の製造販売承認を国内で申請し
た発表。新たな収益源になるとの期待感から買いが入っています。19年前半
の発売を目指しています。

 独立系金型メーカーのニチダイがストップ高、150円高の982円となっ
ています。19年3月期の業績上方修正を発表し、好感した買いが集まってい
ます。売上げの約7割がエンジン関連やトランスミッションなど自動車部品関
連の金型であり、需要が旺盛です。

 AIを活用したビッグデータ分析のALBERTが620円高の1万272
0円と大幅高。18年12月期の最終損益が前期の赤字から黒字になる見通し
と発表し、好感した買いが入っています。自動運転などの分野でビッグデータ
分析の引き合いが強いです。

 旧新和海運でバラ積み船を主とするNSユナイテッド海運が40円高の28
32円と値を上げています。18年4~9月期の連結純利益が43億円と従来
計画36億円から上方修正し、好感した買いが入っています。

 その他、自動通訳機ポケトークのソースネクストが87円高の1441円、
AI(人工知能)関連のネオスが162円高の1372円、ゲームセンター景
品の企画販売を主力とするエスケイジャパンが73円高の947円、飼料大手
の中部飼料が75円高の1476円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、すかいらーくHD、ネオス、イーブック、ソースネク
スト、東和薬品、リソー教育、エスケイ・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[UBS証券]
 新 規   A(7198)アルヒ           2,800円
 据置き   A(9449)GMO       3,500→ 2,100円

[野村証券]
 据置き   A(6146)ディスコ     26,028→25,313円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   B(9945)プレナス      1,800→ 1,600円

[みずほ証券]
 据置き   A(9793)ダイセキ      3,900→ 4,000円
 据置き   B(2651)ローソン      7,000→ 7,100円
 据置き   C(8028)ユニファミマ    7,600→ 9,700円

[大和証券]
 据置き   2(2379)ディップ      4,000→ 3,000円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎地域経済報告(さくらリポート)
 ――――――
 日銀が本日の全国支店長会議でまとめた10月の地域経済報告によりますと、
 全9地域のうち、豪雨や地震の影響がみられる2地域(北海道と中国)の景
 気判断を前回7月の報告から引き下げ、それ以外の7地域(東北、北陸、関
 東甲信越、東海、近畿、四国、九州・沖縄)景気判断は据え置かれました。




◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 10月7日~10月13日

  海外投資家 +526億円(+1兆5774億円)3週連続買い越し



◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 10月第2週(10月9日~12日、日経平均1089円下落・週間)

  個人投資家 +6023億円(+ 210億円) 2週連続買い越し

  海外投資家 -3290億円(+5757億円) 4週ぶり売り越し

  事業法人  + 332億円(-  17億円) 4週ぶり買い越し

  信託銀行  - 731億円(-1505億円) 4週連続売り越し


 ※個人の取引別動向は、現金が差し引き3742億円の買い越し、信用取引
  は差し引き2281億円の買い越しとなっています。

 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※海外投資家の売買状況の推移は下記にてご確認いただけます。
  (週間)→ http://www.aqua-inter.com/hint/w_data.html#weekly




◎新規公開           公開価格     初値     終値
 ――――
 プリントネット(7805) 1400円  2041円  2199円




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【4】貿易統計                          **
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 財務省が発表した9月の貿易統計(速報)によりますと、輸出額から輸入額
を差し引いた貿易収支は1396億円の黒字で、黒字は3カ月ぶり。

 輸出額は6兆7266億円で、自然災害や生産活動や物流が停滞し前年同月
に比べ1.2%の減少。減少は2016年11月以来、1年10カ月ぶり。

 輸入額は6兆5871億円で、前年同月比7.0%増。原油や液化天然ガス
などの輸入が伸び、6カ月連続で前年実績を上回りました。


                  全体に占める割合 前年比伸び率

   【輸出総額】  6兆7266億円(100.0%)  1.2%減

     対米    1兆2944億円( 19.2%)  0.2%減

     対中    1兆2627億円( 18.8%)  1.7%減


   【輸入総額】  6兆5871億円(100.0%)  7.0%増

     対米      7042億円( 10.7%)  3.1%増

     対中    1兆6329億円( 24.8%)  4.2%増



 ※2018年度上期

                  全体に占める割合 前年比伸び率

   【輸出総額】 40兆3657億円(100.0%)  5.2%増

     対米    7兆5153億円( 18.6%)  9.4%増

     対中    7兆9592億円( 19.7%)  9.5%増


   【輸入総額】 40兆1437億円(100.0%) 10.0%増

     対米    4兆4221億円( 11.0%)  9.4%増

     対中    9兆2204億円( 23.0%)  4.5%増


 尚、上期の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2220億円の黒字で
したが、黒字額は前年同期比88.1%減と大幅に減少しました。上期の対中
輸出額7兆9592億円は過去最大です。





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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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10月第2週の海外投資家の先物(225先物、225ミニ、TOPIX先物、
ミニTOPIX、JPX400先物)の売買動向は1兆4992億円の売り越
しで、現物と先物の合計では1兆8282億円の売り越しとなっています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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