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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 投 資 の 指 針 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2019/08/30 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。aquaです。 カリブ海で発生したハリケーン「ドリアン」は、数日のうちに最大風速59 メートル毎秒から69メートル毎秒の「カテゴリー4」にまで発達し、週明け 頃にフロリダ州東沿岸に上陸すると予想されています。 ちなみに、カテゴリー4は5段階のうち上から2番目の強度で、日本で言え ば「非常に強い台風」に相当。米当局は、上陸が予想されるフロリダ州東沿岸 では生命を脅かす高潮と、壊滅的な被害をもたらす突風が生じる可能性がある と警告しています。 ところで、明後日の9月1日は、甚大な被害をもたらした関東大震災が発生 した日で、その時の教訓を忘れず、自然災害に対する備えを怠らないようにと 制定されたのが「防災の日」です。 また、9月1日は立春の日から数えて「二百十日」目にあたり、昔から嵐が 襲来する確立が高い日として、8月1日の「八朔」や9月11日の「二百二十 日」とともに三大厄日として怖れられていました。 伊勢湾台風が上陸し大きな被害をもたらしたのも1959年の9月で、例年 ならばこれからが台風シーズンの本番となります。風害から農作物を守るよう 神に祈る「風祭り」が行われるのもちょうど今の時期です。 「数十年に一度の大雨」が頻発している昨今、その地域の災害の歴史や地元 自治体が作成したハザードマップ、いざという時の行動計画等を確認してくこ とも大切な「備え」です。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.忘れた頃にやってくる ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 20704.37(+243.44)△1.19% ◎TOPIX 1511.86(+ 21.69)△1.46% ◎売買高概算 12億0762万株 ◎売買代金概算 2兆0215億円 ◎時価総額 570兆1926億円 ◎値上り銘柄数 1970 ◎(年初来)新高値 35 ◎値下り銘柄数 144 ◎(年初来)新安値 26 ◎変わらず 35 ◎騰落レシオ(25日) 82.80%(前日比3.41%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 ●〇〇〇●〇〇●〇〇●〇 66.6% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.41% 75日線比 -1.90% ◎為替 (対 ド ル)106.37(前日比0.27円安) (対ユーロ)117.40(前日比0.18円高) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 154.7円(+ 2.0円)11756万株 2.三菱UFJ<8306> 510.4円(+ 9.9円) 4607万株 3.レオパレス<8848> 291.0円(+ 16.0円) 3425万株 4.アンジェス<4563> 607.0円(+ 47.0円) 2831万株 5.日経Wイン<1357> 1198円(- 33円) 2761万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 17000円(+ 440円) 981億円 2.ソフトBG<9984> 4824円(+ 136円) 652億円 3.ソニー <6758> 6042円(+ 134円) 365億円 4.トヨタ自 <7203> 6960円(+ 70円) 362億円 5.任天堂 <7974> 40290円(+ 110円) 335億円 ◆相場概況 本日の東京マーケットは、日経平均株価が243円(1.19%)高の2万 0704円で取引終了です。 中国商務省が米国との貿易摩擦について「貿易戦争のエスカレートに断固反 対、冷静な態度で協議と協力をし問題を解決したい」とコメントしたことを好 感して昨晩のNYダウは326ドルの大幅高。円相場が1ドル=106.50 円前後の円安に振れたことも支援材料となり、東京市場は朝方から買いが優勢。 13:08には上げ幅が288円となる場面がありました。 NY市場に比べた東京市場の出遅れ感も意識され、その後も高い水準を維持 して引けています。売買代金は2兆215億円と13日ぶりに節目の2兆円を 上回りました。上海総合指数は4ポイント安の2886です。 業種別では、石油、証券、非鉄、精密、電機、機械、鉄鋼、水産などの上げ が顕著です。 個別銘柄では、東京女子医大発バイオベンチャーで医療用細胞シートを開発 するセルシードがストップ高、80円高の548円となっています。大阪大学 がiPS細胞から作ったシート状の角膜細胞を損傷した患者に初めて移植した と発表。細胞シートを使った再生医療を手がける同社に買い集まっています。 関連銘柄として、iPS細胞関連のヘリオスも46円高の1293円、東大 ・京大発ベンチャーでiPS試薬のリプロセルも15円高の211円と値を飛 ばしています。 IoT関連のトランザスが大幅高、126円高の904円となっています。 シンガポール子会社が照明器具販売を営む企業と提携契約を結んだと発表。1 9年末に独フォルクスワーゲンの新築ビルにIoTの照明設備を導入する計画 であり、好感した買いが膨らんでいます。 日本取引所が28円高の1682円と値を上げています。サウジアラビアの 国営石油会社サウジアラムコが東京市場への上場を再検討していると報じられ、 材料視した買いが入っています。同社のIPOは世界最大規模となり、市場活 性化と手数料収入増加が期待できます。 ペット保険のアイペットが165円高の3300円と大幅高。保有契約件数 が26日時点で45万件を突破したと発表し、契約件数は前年同期比で2桁成 長を続けていることから好感した買いが膨らんでいます。犬や猫などペットの 高齢化が進み、医療費負担が家計を圧迫しています。 その他、一押しのオリエンタルランドが90円高の1万5470円と連日で 上昇、スマホゲーム開発で任天堂と提携して傘下にプロ野球球団も有するディ ー・エヌ・エーが中国語など8言語に対応した「ポケモンマスターズ」配信を 材料に76円高の2243円、日本がフッ化水素の韓国向け輸出を許可と報じ られてフッ素高純度薬品のステラケミファが116円高の2609円を値を飛 ばしています。 本日の新高値銘柄は、ディー・エヌ・エー、日東紡、日本管理、JCRファ ーマ、日ペ、オリエンタルランド、クミアイ化、第一精工、乾汽船、NTTド コモ・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載! https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [SMBC日興証券] 据置き A(1969)高砂熱 2,100→ 2,000円 据置き A(8001)伊藤忠 2,350→ 2,420円 据置き B(5401)日本製鉄 2,060→ 1,640円 据置き B(5411)JFE 1,700→ 1,580円 据置き C(5406)神戸鋼 630→ 440円 [三菱UFJMS証券] 新 規 A(4286)レッグス 2,280円 据置き A(6103)オークマ 7,500→ 6,100円 据置き A(6370)栗田工 3,700→ 3,600円 据置き A(6407)CKD 1,450→ 1,300円 据置き A(9031)西鉄 3,200→ 3,100円 [みずほ証券] 据置き A(5233)太平洋セメ 4,300→ 3,500円 引上げ B→A(6645)オムロン 5,400→ 6,000円 据置き A(6861)キーエンス 80,000→73,000円 据置き A(7013)IHI 4,500→ 4,000円 据置き C(7988)ニフコ 2,300→ 1,900円 [ゴールドマンS証券] 引上げ 3→2(2897)日清食品 7,100→ 7,700円 引上げ 3→2(4755)楽天 1,000→ 1,400円 引下げ 2→3(2815)アリアケ 7,700→ 7,700円 引下げ 3→4(2212)山崎パン 1,750→ 1,650円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎都区部CPI ―――――― 全国消費者物価指数(CPI)の先行指標となる8月の都区部CPIは、生 鮮食品を除く総合が前年同月比で0.7%上昇しました。上昇は26カ月連 続で、伸び率は前月(0.9%)から鈍化したものの市場予想と一致しまし た。 ◎雇用動向 ―――― 7月の完全失業率は2.2%と前月から0.1ポイント低下し、1992年 10月以来、26年9カ月ぶりの低水準となっています。 7月の有効求人倍率は1.59倍で前月から0.02ポイント低下しました。 低下は3カ月連続で、1.6倍を下回るのは1年4カ月ぶり。製造業などで 求人意欲が鈍化しています。 ◎鉱工業生産 ――――― 7月の鉱工業生産指数(2015年=100)速報値は101.2と前月か ら1.3%上昇しました。 2カ月ぶりの上昇で、伸び率は市場予想(0.3%)を上回りましたが、急 低下した前月(3.3%低下)の反動としては弱いとの指摘もあります。 基調判断は「生産は一進一退」で据え置きとなっています。 ◎小売業販売額 ―――――― 7月の商業動態統計(速報)によりますと、小売業販売額は前年同月に比べ 2.0%減少しました。減少は21カ月ぶり。 これを受けて基調判断は「持ち直しの動きがみられる小売業販売」から「一 進一退の小売業販売」に下方改定となっています。 ◎住宅着工戸数 ―――――― 7月の新設住宅着工戸数は前年同月と比べ4.1%減と、2カ月ぶりに減少 しました。市場予想は5.4%減でした。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】忘れた頃にやってくる ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 相場の世界には、その特質を教えてくれる言葉や格言などがたくさんあり、 それらの言葉に救われた経験を持つ人も少なくないと思います。 相場では、結果的には昔から言われているとおりのパターンに収まることが 少なくありません。格言などと同様、相場の転換や行き過ぎを示唆する足型( ローソク足)などのチャートの見方や、PERやPBRなどの株価指標や業績 動向の見方等も、相場の特質同様、必ず理解しておくべきものです。 しかし、株式投資を長く経験してきた方ならば感じていることかと思います が、実際の相場ではセオリーどおりにならないこともしばしばです。 例えば、バブルの時は、NY市場と比べた東京市場のPERの高さを「日本 は特別」といった論調で正当化され、いざ下落してくると「NY市場よりもま だPERが高い」という論調に変わりました。 また、金利と株価につきましても、金利の引き上げを「経済が好調であるこ との証拠」として買い材料になることもあればそうでない場合もあります。 つまり、どのような事柄もその時々の相場環境で、ある程度都合のいいよう に解釈されてしまうのが相場の常態です。定石といわれる足型の出現も反対の 動きですぐに打ち消されたり、格言どおりにいかないケースもあります。 だからと言って、相場に参加する上で基本的な事柄の理解をおろそかにして はいけません。基本的な事柄を理解した上で、それらのことに囚われずに臨機 応変に、水の如くに自在に判断する能力が求められます。 「覚えてから忘れろ」とよく言われますが、「忘れろ」とは無視しろという 意味ではなく、理解した上で、それに囚われてはいけないということです。ま ずは覚え、深く考え、その上で経験を重ねていくことが必要になります。 相場のセオリーやジンクスも、忘れた頃にやってくるものです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 米国は9月1日に対中制裁関税の「第4弾」を発動します。また、週明けの9 月2日はレーバーデーの祝日でNY市場が休場。バカンスシーズンはレーバー の3連休で終わり、9日から米議会が再開します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 13年連続受賞 = ◎まぐまぐ大賞 2018  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第3位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2018/category/asset-stock.html ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。登録解除用のURLをメルマガ最下段に記載しており ますのでご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━